2017年7月31日月曜日

着ない服をどうするか

私が提案している方法論で服を分類すると、
どうしても着ない服が出てきます。
めちゃくちゃに買っていればいるほど、
その数は多いです。
ではそれをどうするか、という問題について。

1捨てる。
よれよれ、切れているなどだったら捨てればよいでしょう。

2交換
友達や姉妹などで交換する。
サイズが同じで、相手が着そうだったらできます。

3リサイクル
リサイクルできるショップなら返します。

4買い取ってもらう。
ブランド品だったら、どこかで買い取ってもらえるでしょう。

5自分で売る

で、自分で売るです。

うちにも数名、スタイリストさんのお勧めを買い続けて、
お勧め無間地獄に陥った方がいらっしゃいました。
次々出るお勧めを買っていたら、
それはもう膨大。
1点が安いものが勧められていたとしても、
常に常にお勧めですから、やっぱり膨大。
その結果、あなたはいったいどうしたいの?
で、そのキャラクターは誰なの?という結果に。

それでちゃんと自分でマップ作って、色で分類して、
足りないものを出します。
(あんなにたくさん持っているのに、足りないものが結構あるという不思議)
それで、そのスタイリストお勧め過剰分なんですけれども、
ヤフオクとか、メルカリで売るんだそうです。
(だそうですというのは、私はこういうのを全くやったことがないので、よくわからないから)
で、そのときに、「○○さんのお勧め」とか「○○さんのコラボ」とか書くと、
結構よく売れるのですって!

スタイリストお勧めの何かとか、コラボがどうしたとか持っていて、
もう要らないという皆さん。
そのスタイリストさんが旬のうちにさっさと売ってしまいましょう!
今ならまだ大丈夫です。
きっと売れます。


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2017年7月30日日曜日

それは誰かの欲望かもしれない

ファッションレッスンを受けた方で、ある程度できるようになってくると、
だんだん自分がしたいスタイルがわかってきます。
期間は人によって違って、半年とか1年とか、あるいはもっとかもしれません。
(これを本を読んで実践したら、どれぐらいの期間がかかるのかは、
ちょっとまだわかりません)

で、そういう人たちが集まると、
同じ格好、似た格好をしている人というのがいません。
以前提供していた、レッスン3というものは、
それをより推し進めるものなので、
それを習ってしまうと、
もう誰かと同じということはないです。
選ぶアイテムも違うけれども、
その人が立ったときの雰囲気が、誰かと同じ感じということは全くなくなります。
すべての人が「独特」になる。
そのとき私たちは、他人の欲望から逃れられます。

これがいいとか、
こうしなきゃいけないとか、
そういうものは必ずしもその人のしたいことではない場合が多々あります。
それは親の望み、社会の望み、誰かの望みであることがある。

衣服にもそれはあって、
それがいいと思っているのは、自分ではない場合も多いです。
それを受け入れて、実行している場合があります。

誰かの思いを実現するばかりの人生はハッピーではありません。
「おしゃれですね」と言われることを目的にすると、
途端にハッピーではなくなります。

「おしゃれですね」と言われるようにはなるんだけれども、
そんなこと言われようが、言われまいが、
どっちでもいいという境地にたどりつきましょうよ、
ということを私は言っています。

ここまでやったらおしゃれに見えるというのがわかったら、
他人がそれを認めようが、認めまいが気にならなくなる。
そんなこと、どっちでもいいのです。
だって、それを言うか言わないかは、こちらはコントロールできないし、
それは他人の人生ですから。
私たちに責任があるのは、自分の人生の幸せについてだけです。

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2017年7月29日土曜日

フリーミアム

きのうSpotifyをダウンロードしました。
いかにも私がハマりそうなシステムです。
きのうからずっと何かしら聞いています。
楽しい。

私は、特に文章を書くときは何かしら聞いていないと、
寝てしまうので音楽がないと作業ができません。
ちなみに、本の文章を書いていたときはずっと同じアーチストだけを聞き続けました。
私の師匠がそうしろって言ってたので。
そうしないと、文章のリズムが崩れるからって。
だからあの本の文章はそのアーチストのリズムで統一されているはず。

それはいいとして、フリーミアムです。

昔から私は読むもの、聞くもの、見るもの、すべて買うほうなので、
今でも本は買うか、kindleにダウンロードしちゃうし、
音楽もすぐダウンロードしてしまいます。
何でも無料ならいいという考えは、ありません。
だからお金がないときは図書館で借りたりするけれども、
あるなら買います。

ただ、それとは別に私はアクセシビリティというのは大事だと思っていて、
お金がないからアクセスできないという考えには反対です。
特に、これは高いお金を払わなければ教えられないとか言う人とはいつも対立しています。
ですので、私の考えや方法論についてもかなりの部分についてはブログで公開しています。
ブログはフリーです。


現在、そこに本が付け加わっただけですが、
価格からしたらたいそうチープなので、アクセスできないようなものではないです。

そしてその上に、今度は私にとってのライブである、実際に対面してのワークショップが
加わります。これはそれなりの対価をもらいます。
なぜなら私はかすみを食べて生きているわけでもないし、
各種社会保険料を払わなければいけないからです。

けれども、フリーミアムの流れはこれからも拡大していくでしょう。
本もいずれそうなっていくかもしれません。
そのときに、それでも欲しい、残したい、手元に置きたいと思うものって何なのだろうかと。
本を出したからにはそのことについて考えなければいけないなと、
このフリーの音楽を聞きながら考えました。
もちろんその答えは、まだ出ていません。
(いやいや、有料会員になるよ)

出ていないけれども、
何人かから、私のブログをコピーして紙に印刷しているという話は聞きました。
実際、それを持参してきた人もいて、
その紙には何が書いてあるんだろうと思って読んだら、自分の文章なんでびっくりした
ということもありました。

そんなこんなもあって、
本の一部をおしゃれブログのほうで公開しています。
ただし、これは下書きなんで、用字なんかはでき上がったものとは違うところもあると思います。
私は書き写すという作業が大嫌いなので、
いまさら本を見ながら写すとかできないので下書きです。
だから本と違うとか、言わないように。


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2017年7月28日金曜日

犯人は消費者

きのう読んだ「誰がアパレルを殺すのか」という本。
犯人探しのような題名で、最後は、ではその犯人は?ということが書いてあるのですけれども、
非常に重要な容疑者について触れていませんでした。
明らかに、その犯人のうちの可能性が高い一人は、消費者でしょ。
消費者の拡大するエゴと欲望に付き合って、
無理難題を押し付けられ、なりふり構わずやってしまった結果でしょう。
(もちろんアパレルが悪いわよ。法律守らないんだもん。自業自得、因果応報よ)

「欲しい服が売ってない」とか「買いたい服がない」とか、
その言葉をそのとおりに受け取ってはいけません。
だってその人たちが言っている「欲しい服」「買いたい服」というのは、
誰からもおしゃれに見えて、
痩せて見えて、
スタイルがよく見えて、
コスパがよくて、
何にでも合って、
メンテナンスが簡単で、
インスタ映えして、
誰かに自慢できて、
優越感を覚えることができて、
承認欲求が満たされて、
自分に似合う色で、
自分がハッピーになる服、
そんな服のことを言ってるんでしょう?
そんな服、あるわけないです。
しかもそれを1万から2万でって言うんだもん。
ないないないない。

これは何かというと、
全部その人が持っていないもの。

痩せてなくて、
スタイルがよくなくて、
お金がなくて、
メンテナンスするのが面倒で、
コーディネートの方法もよくわからないから何にでも合わないとだめで、
インスタやってるけど、❤の数が少なくて、
あの人のグッチやヴィトンよりいいバッグで、
そのおかげで、勝ったと思えて、
誰からもおしゃれだ、お金持ちだ、うらやましいなって思われて、
みんなにその服似合うねって言われたためしがなくて、
今、すっごい不幸な気分。
そんな人がこれらすべてを服1枚で解決しようったって
服にそんな力はありません。
その結果、売っていないと言って、供給側のせいにする。

もちろん消費者を教育する側もよくなかったと思います。
雑誌のメッセージはどんどん買えだし、
あたかもそれを着ればハッピーになれると思わされるし。

消費者の肥大化したエゴと欲望は誰にも満たすことができないし、
自分を幸せにする責任はその人にあって、
それは服なんかではどうにもならない問題。

「白馬に乗った王子」なんていないのと同様に、
「あなたをハッピーにする魔法のドレス」なんてないです。

「白馬に乗った王子」を探している人は、
「魔法のドレス」も探してるみたいだけど、
それはきっと両方見つからないと思います。
なぜならこの世にそんなものは存在しないから。
二次元か脳内で見つけてください。


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2017年7月27日木曜日

血も凍る真夏の読書 「誰がアパレルを殺すのか」


前から知っていたのだけれども、
読んだら気分が悪くなることはわかっていたので読まないでいましたが、
好奇心に負けて、先ほどKindleで読んでしまいました。1時間半で読み終わった。

この本に出てくる「大手四社」というのにいましたので、
私の血が凍りました!
途中、吐き気も感じ、今、読み終わって耳がふさがっています。危険・・・

読み終わった感想は、内容的にはもう知ってることばっかりだし、
今始まったことじゃないけど(だって、90年代半ばからこの傾向だし)、
具体的な数字は存じませんでした。
すごい数字ね。
アパレル業界はもう既に死んでいるわね。

みんなにお勧めするほどでもないけれども、
アパレル業界にいる、もしくはいたかで、
真夏の恐怖を体験したい方はどうぞ!

希望はミナとパタゴニアとかなんだけど、
そんなのもう90年代から言われてたから!
(パタゴニアの取り組みなんて、私は94年ごろに読んだよ。庭の雑誌で)
それがメインストリームになってないからね!

「誰がアパレルを殺すのか」

杉原淳一/染原 睦美 著

(約)244ページ
価格 1,620円(税込み)
ISBN 978-4-8222-3691-5
発行元 日経BP社
発行日 2017/05/29

この題名は「誰がクックロビンを殺したか?」から来ているのかしら?

久々にブンカの話

暑い日々が続いていましたが、
きのう、今日と涼しいです。
今年、うちの近所ではセミが鳴いていません。
セミの鳴き声がないと、涼しく感じます。

さて、こんなふうに涼しくなってくると思いだすのが、
ブンカの文化祭のバザーで販売するものを作ったときの話です。

バザーで売るものを作るときだけは、
グループを作って、グループで同じものを作ります。
まあ、チームワークで仕事をする練習です。
そうじゃないと、みんな、ひとの話を聞かない人ばっかりですから、
会社で仕事ができるようになりません。

そんなわけで、グループを作るのですが、
そこで必ず出てくるのが油を売っていて仕事をしない人と、
いるにはいるけれども、何かやるとなると「無理、できまな~い」とか言って、
結局、動かない人。
特にちょっと大変そうだな、難しそうだなということは絶対にやらない輩。

私のグループにもいました、そういう方たち。
一方、ちゃんとやるのは実家が群馬県の縫製工場のママダさんと、
お人形みたいな美形のゆかりちゃん。
もちろん私も。

バザーなんで、誰かがやらないからって放っておくわけにはいかないので、
結局、この3人で面倒なこと、難しいことはやってしまうことになります。
油を売っている人たちはとことんやらない。だから放っておきます。
で、この「できな~い」とか、「やだ~」とか、
甘ったるい声で言う人たちはやる人とやらない人に分かれます。
けれども、彼女らを説得している時間ももったいなく、
私なんて、ぐずぐず言ってるぐらいなら私がやるわ、という性格なので、
不得意だろうが何だろうがやってしまいます。

それで、今わかるのは、
仕事を続けていないのは、この油売りと、
「できな~い」とか、かわいくもないのにかわいげな声を上げていた人たち。
(隣に美形のゆかりちゃんがいるので、余計にかすんで見えるよ)
彼女らは結局、続けませんでした。

油売りは私の友達だったのですけれども、
この人とは絶対に一緒に仕事をしたくないと思いました。
その思いは今も変わらず。
友達にはなれる。けれども仕事はできないという人がいます(いました)。
見極めないと・・・

「できな~い」とか言っていた人たちは、その後、どうなったのかしら。
いまだに同じことを言っているのでしょうか。
他人の人生なんでどうでもいいですけれども、
その後、どんなふうになったのかちょっと知りたくもあります。


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2017年7月26日水曜日

一人になってみて

私たちは消費材じゃない。
情報じゃない。
十把一絡げにされる、その十分の一じゃない。
誰かに値踏みされる必要性なんてない。
比較対象でもない。

値踏みする人や、
比較する人、
消費しつくそうとする人やグループからは、
離れてもいいと思います。
離れてしまえば、そんなことがあったことさえ忘れてしまう。

つまらない人間関係にとらわれていると、
自分らしいおしゃれなんてできない。
それを実現するためには一人にならないと。

江ノ電なんかに乗っていて、
すっとドアから入ってくる、
きれいだなと思う年配の女性は、
たいがいお一人です。
一人でも平気というのは、
結構大きいと思います。


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2017年7月25日火曜日

私なら逃げるけど

このあいだセレクトショップでジュエリーを見ていたら、
即座に販売員さんが、
「今、これすごく流行っています」とおっしゃいました。
それを聞いた途端、流行っているなら絶対買わないけどって、
思いました。
だって、ということはみんなが持っていて、
情報として消費されてしまいました、ということでしょう?
なんでそんなものをわざわざ買うの?
買わないです。

インスタグラムで、それはどこのですかって聞いて、
同じニットなり何なりを買うの?
私なら逃げます。
絶対に買わないです。

もし誰かと同じものを着ていたら、
もう二度とそれは着ないっていうのが、
ブンカの子たちの心意気です。
みんなそうやって違うものを探したり、作ったりしていました。

情報として消費されたものは、
とくだんおしゃれには見えなくなります。
一気に流行ったものは一気におしゃれではなくなります。
旬の時間は短いのです。

私は何でも長もちさせたいから、
そんなものはいりません。
使い捨ては嫌だから、そういうものはいらないの。

流行っているものというのは、
おしゃれの鮮度はもう既に落ちているということ。
もうすぐ腐ってしまいます。
そんな鮮度の古いものなんて、いらないって思います。

さすがにでっかいダイアモンドのペンダントは「流行ってます」って言ってなかった。
50万ぐらいだったから、流行ってないんだろうね、きっと。


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2017年7月24日月曜日

暑い夜とパジャマ問題

このところ、うちのまるちゃん(猫)が私と一緒に寝るのがブームで、
(ブームなので、いつか去る)
私が「寝る」って言うと、さーっと寝る部屋の前まで走っていき、
ドアを開けると、先に部屋へ入り、
自分の好きな場所を陣取り、
私も寝ようと横になると、私の足を噛んだり、
前足で叩いたり、ひとしきりして、
「もういい加減やめて」と私が言って、
やっと眠れるのだけれども、
夜中になって、暑くて目が覚め、
気がつくと、
私の背中にぴったり猫の背中がくっついていて、
そんな体温の高い獣が背中にくっついていたら、
暑くて眠れない、
という日々をここ1週間ばかり続けていて、
寝不足。

だからといって、
キャミソールで寝ると風邪気味になるのでそれもできない。
その結果、薄いコットンの長袖Tシャツにドローストリングスのパンツ(長ズボン)が今のベストです。


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2017年7月23日日曜日

イタリアの話を聞いた

私は何でも長く使う性格で、
ですから選ぶのはデザイン的にも物理的にも長もちするもの。
20代のころから自分で服だバッグだ靴だの買うようになって、
結局、長くもつのはどこかといったら、
イタリアものとイギリスもの。

イギリスものは、デザインがどうとかいうよりも、
長く使う前提で作られているものが、
特に老舗のブランドでは多いと思います。
バーバリーしかり、マルベリーしかり。
1度買ったらずっと持っていようぜという気概を感じさせられるものが多い。

一方、イタリアものは、デザイン、質ともに長もちさせるタイプには向いている、
というのがここ最近の結論です。

ということで、きのうはミラノに住んでいたことがあって、
ファッション関係の通訳もしたことがあるクライアントさんが来たので、
イタリアの話をいろいろお伺いしました。

それを聞いて、
イタリアはモノづくりは半端ないし、命をかけてるし、
人々にはそれに対するリスペクトもあるし、
販売する人も違うし、やっぱりすごいなと思ったのでした。

その中で、ブランドによって、
イメージしている女性像が全然違っていて、
そこのブランドの服を着ることによって、そのイメージに近付くことが可能っていう話になって、
「カヴァリの服を着たら、本当にモニカ・ベルッチみたいになった!」
という言葉を聞いて、本当にそれはそうだなと思いました。
(まあモニカ・ベルッチに私はならないだろうけれども)

ブランドによって理想イメージがバシッとあって、
それを着れば本当にそうなれる、
それがイタリアの服であるなと。
その理想イメージは市場調査なんかして導きだしたものなんかではなくて、
あくまでそのブランドの好みというか、姿勢で出したもの。
だから、それぞれブランドで違います。
モニカ・ベルッチみたいな理想のところもあれば、
そうじゃないところのもある。
それを選べるし、着ると本当にそうなるのがイタリアのブランドの面白いところ。

あと面白かったのはは、
ミラノに住んでいた当時、コレクション間際になるとランウェイのモデルのオーディションがあり、
「ダヴィデ像みたいなモデルがたくさんいて、それは息ができないほどだった」という話。
それはすごいね。
いくらイタリアだって、実際はダヴィデ像みたいな人がぞろぞろ歩いているわけじゃないから、
それがたくさん集まったら、さぞや空気が濃そうです。
特にアルマーニのモデル選びのセンスはいいそうで、
メンズのコレクションを見るならアルマーニだな、と。
先日、KENZOのメンズのコレクションを見ていたのですけれども、
モデルの選抜が???だったので、これからはアルマーニをまじめに見るとします。

ああ、面白いな、イタリア。
フィレンツェに行ったとき、全部の絵を見ないで、わざと残しておいた絵があるので、
それを見に行かなきゃ、ですね。



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2017年7月22日土曜日

彼女たちの人生の目的

どなたか、過去ログを熱心に読んでいる方がいらっしゃるようですが、
そんなものは読まなくてよいです。
大したことは書いていないです。

きのう、クライアントさんと話していた、
セレクトショップでお買い物している人がほとんどいないという問題。
それは1つは、ターゲットとしている層なんてほとんどいないからなんですけれども、
それは何も年齢とか収入とかじゃなくて、
当面の人生の目的が、セレクトショップが考えているようなものと、
その他大勢の女性とでは違うからです。

意識的にせよ、無意識にせよ、
私たちは自分の目的のために、好きなように服を着ています。
彼女たちが達成したいのは「それ」じゃなくて「あれ」。
彼女たちは「あれ」を達成するために意識的なのか、無意識なのか、服を選んでいて、
「あれ」を目指す人たちがとても多いので、あのスタイルになるわけです。

で、その「あれ」というものが、
ファッションの世界の理想とは全然違うから、
特にインポートものなんていうのは、そんなもの要らないってことになるのだと思う。

「あれ」とか書いていますけれども、
私も本当のところ、彼女らが目指すところはよく知らなくて、
「あれ」としか言いようがないです。
もちろん私は「あれ」を達成する方法など知りません。

だから売りたかったら、その「あれ」についてよく研究して、
その人たちの「あれ」が達成できそうな服を売ればいいんじゃないの?
年齢層も幅広く20代から50代までいそうだから、
各年代に向けて作ればいいと思う。
そう思います。



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2017年7月21日金曜日

暑い夏と洗濯

たいして雨も降らないままに、梅雨が明けたそうです。
(でもこの前の雷雨はすごかった。停電もした)
ここから当分の間は暑い夏に耐えるのが優先で、
おしゃれがどうこうは二の次でいいと、
私は思います。
暑さで具合が悪くならないとか、
日焼けしないとかのほうが大事。

暑いときにどうするかについては、
結構いろいろ書いてきたので、
もう新しいことはないです。
高機能素材がいいと思いますが、
まだあんまり売っていないようで、
通勤の女性の衣服を見ても、
普通の化学繊維の方が多いように見えます。
中にはストッキングをはいている方もいて、
あれで平気なのだろうかと、心配になります。
若いほうが暑さに対する耐性があるのでしょうか?
どうだろうか。
私にはもうないです。

で、皆さん、お嫌いなようですが、
シルクは涼しいです。
ただし、着たらその日のうちに洗濯しないと汗じみができたりしますから、
そこは注意する必要があります。
洗濯といったって、
お風呂に入るときに一緒に洗ってしまえばいいだけです。
あと干すときは、直射日光に当ててはいけません。

隣のおうちは2階のベランダに盛大に洗濯した衣服を干していますが、
化学繊維以外は直射日光で激しく傷みます。
シルクは退色します。
麻やコットンも劣化します。
傷むので部屋干しが基本です。


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2017年7月20日木曜日

シンボルとしての蜂

最近、蜂がモチーフのデザインが多くなってきました。
グッチやディオールも蜂です。
なぜ蜂を使うかというと、
はちみつが大好きとか、蜂ってかわいい、とかではありません。

蜂は通常、豊かさのシンボルです。
そのほか統制みたいな意味もあります。
あと、昔、私がシンボルについて習っていたとき、先生が
「蜂はパレスを作った」と言っていました。
いったい蜂がどうやって、どんなパレスを作ったのか、
質問したのですけれども、答えはうやむやで、
今でも蜂が作ったパレスについては謎です。
しかし、蜂というのは何かしら豊かなことに関係するのです。
こうやって、あからさまに富について主張しないというのはファッションであり、
美術であり、おしゃれです。

一方、先日、クライアントさんから、
「高見せ」という言葉があると聞きました。
詳しい内容も意味もわかりませんが、
大体察するに、
安いものを高く見せる、みたいな意味でしょう。
これはもうファッションでもおしゃれでもありません。
貧しい心の持ち主の見栄を張るための方法です。

それにしても、
「高見せの女」とか、
「着やせの女」とか、
そしてさらに「コスパがいい女」とか、
そういうのを皆さん、ご所望なのでしょうか?

なんか並べて書いたら、お笑いのコントのテーマみたいじゃない?
お笑いの養成学校で先生が、
「は~い、皆さん、今から2人一組になって、コスパがいい女でコント作ってください!」って、
言ってそうじゃない?

みんな、そういうのがいいんだ。
そうなんだ。
ふうん・・・。

ちなみに、猫は西洋の文脈では、はっきりした意味はないと思う。
犬は?
犬は、そうねえ、黒い犬と言ったら、鬱を意味します。
あと危険を教えるのも犬かな。


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2017年7月19日水曜日

同じものばかり売っているかというと、そんなわけでもない

同じ服ばっかり売っているという声をよく聞きますが、
そんなことは全然ありません。
同じ服ばっかり売っているように見えるのは、
同じようなところばっかり見るためです。

セレクトショップは確かにみんな似ていました。
だから、セレクトショップだけ見るならば、同じ服ばっかりということになるかもしれません。

で、自分ははっきりと、このブランドのファンっていうのがあったら、
そっちに行くと思うのです。
セレクトされた結果じゃなくて、そのブランドへ行くだろうと。
つまり、プラダが好きだったら、プラダへ行くでしょう。

デザイナーで見ていったら、
それは全然違います。
プラダ、グッチ、サンローラン、ステラ・マッカートニー、全部違う。
全然同じではありません。

これはハイブランドじゃなくてもそうです。
詳しくはわかりませんが、
有名じゃないところでも、そのブランドだけ見れば、それはそれなりに違うと思います。

同じものが売っていると感じるブランドは、
市場調査して、その結果を受けて似たものを作っているところで、
しかもそれの集合体であるモールみたいなところばかり見ていたら、
同じものしか売っていないように見えるでしょう。
それはその人の行動パターンがいつも同じで、
いつも同じところしか見ていないから。

先日読んだ記事によると、
1990年代の後半に比べて、今流通している服の量は2倍だそうです。
たぶんそろそろピークではないでしょうか?
これ以上増やしても、人が増えないのだから、売れないでしょう。

今ないと言ったとしても、
これ以上にある世界は、もうこないだろうと思います。


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2017年7月18日火曜日

ダイアン・キートン

ダイアン・キートンと言えば、
「アニー・ホール」でのルックスが有名で、
ファッション誌にもよく出てきます。
(でも見たっていう人は少ない)
これは一番新しいもの。
ダイアン・キートンって、今71歳だそうですが、
すごく素敵。
「アニー・ホール」のスタイルがそのまま年をとった感じ。

もちろんこれは映画なので、
映画の衣装デザイナーが考えた衣装ですけれども、
ダイアン・キートンという人は、インタビューなんかもこういうスタイルなので、
そんなにご本人と役どころのスタイルに差がないのだと思います。
そこら辺は役作りのためにどんどんスタイルを変えていくメリル・ストリ―プと違うところ。

71歳でパンツスーツ、ベレー帽って、なかなかいない。
そしてそれが格好いいし、
物語も始まる。
もともと背も高いし、スタイルもよい人ですが、
崩れていないのは、よれっとしたものを着ていないからでしょう。

この映画、日本で公開するかどうかは未定のようですが、
やったら見たいです。


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2017年7月17日月曜日

パジャマ問題

パジャマ問題は結局どうなったのか聞かれました。
パジャマはスーツじゃないほうがいいと思うというのが、
今のところの結論。
スーツじゃないんで、上と下は別に買う。
あと、かっこ悪いパターンのパジャマは、やっぱりかっこ悪いから、
かっこいいパターンのほうがいいねってことです。
それはわかりました。



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2017年7月16日日曜日

それはターゲットじゃないから

セレクトショップに入って、どうして売ってないと感じるかという話。
セレクトショップはそれぞれどういう人がターゲットか決めていると思うのですね。
年齢がいくつぐらいで、
収入がいくらで、
どういうライフスタイルで、とか。

そうすると、セレクトショップに入って、ないと感じるということは、
そのセレクトショップが設定したターゲットと、
ないと感じた人は離れているということになります。

そしてセレクトショップのセレクションがどこも似ているということは、
設定しているターゲットがどこも似ているということです。
年齢も、収入も、ライフスタイルも。

けれども買い物している人が少ないということは、
その設定したターゲットの人って、
実はそんなにいないということです。
具体的にどういう人をターゲットにしているか、
私も知りませんけれども。

ですから、店舗に一歩入ってみて、
ここなら欲しいものがあるわ、
私に関係あるわと思えるところでないと、
買いたいものは売っていないのです。

私もセレクトショップでは、関係ないなって思ったので、
私もターゲットじゃないです。
で、買いたいものもないので、
お互いにそう認識しているということですね。

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2017年7月15日土曜日

セレクションが似ているね

皆さんが、服が売ってない、売ってないとおっしゃるもんで、
そんなに売ってないのか、と思い、
先日、セレクトショップがずらーっと並ぶ通りの、
そのすべてお名前の違うセレクトショップに端から入って、中を見てきました。

セールが始まっているというのに、
お客さんが1人、もしくは2人しかいないという夕方、
いろいろな名前のショップにどんどん入っていって見たのですけれど、
確かに、皆さんがおっしゃっていることが何となくわかるような・・・

というのも、これらセレクトショップ、店名も違うし、
運営母体も違うにもかかわらず、
なぜか品ぞろえが同じ。
シャツはどこもFrank & Eileenだし、
ジュエリーはどこもHIROTAKAだし、
シューズはどこもPELLICO。
さっきも見たよ、これも同じだわと。
つまり、セレクトされているものが同じじゃないのと。
店構えは違うのに、
セレクションに個性がなくて、
結果が同じになっているのですね。
そして、それを受けて、皆さんが売ってないとおっしゃるのね。
結果がどこも同じなので、お客さんがあまりいないという状況も同じなのね。

あれはなぜそうなったのでしょうか?
マーケッティングなのか、市場調査なのか。

私も見ている間につまらなくなっちゃって、
どこのショップの印象も薄いし、
1着も試着することなく、早々と出てきました。
着てみたい服が1着もなかったです。

あのセレクションにぴたっと自分が合わないのだったら、
いくらショップがたくさんあったとしても、
売っていない、ということになります。

ではどうすればいいかって、
探す以外にないです。
セレクトショップにないってわかっているのだったら、
違うところに行く以外はない。
皆さんがそれぞれ自分が着てみたいと思うものが売っているところを
探す以外にはないです。

それにしてもなぜにあんなに似てしまったのでしょうか?
不思議です。

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2017年7月14日金曜日

インスタグラムに関して苦情をいただく私

コアな内容でよいという内容のメールを、
Bizarre Love Triangle仲間からいただいたので、
そのまま続行したいと思います。
Bizarre Love Triangleはその昔、クラブでかかっていたとのこと。
私はそういうところには一切行ったことがないのでわからないです。
(私は夜遊びして、酒飲みで、車を運転する人に見えるとよく言われるけれども、
全部しません)

で、このブログは毎朝、起きぬけに大体15分から20分で、
そのときに思いついたことを書いています。
だからこれは雑記です。
雑記なんだけれども、ここで思いついたことをたたき台にして、
おしゃれブログのほうにまとめたりしています。

さて、インスタグラムに関する苦情をよくいただきます。
といっても、私はやっていないので、私のではなくて、
どなたかのインスタグラムです。
いわく、何かを売るため、きっとお金をもらって宣伝していて、
そういうのは面白くないと、以前は面白かったのに、と。

そんなことを言われても、それなら見るのをやめればいいのにと、
それしかないのですけれども、
そういうのを見続けるのは相当なストレスなのではないでしょうか?
ストレスを通り越して、それは不幸だと思います。
でもそれは自分で避けられる不幸なのだから、やめればいいだけなんだけど。

もちろんインスタグラムのいい使い方はあると思います。
仲間内の近況をシェアするとか、シェフの格好している猫ちゃんのやつとか、
すごい写真の人もいるし。
それは全然否定しないけれども、
見ると不幸になるのなら、やめればいい。

具体的にやめればいいと、私は言っていませんが、
今までファッションレッスンを受けた何人かの方から、
スタイリストさんのインスタグラムを見るのをやめたというご報告はいただきました。
自分が人生の主人公だと認識したら、
脇役の他人なんて、どうでもよくなるみたい。

脇役の他人なんてどうでもよくなって、
みんなが主人公になったほうが、
この世は楽しくなると思うのですが、いかが?

(ラフ・シモンズのNEW ORDER祭り、ありました。どうぞ!そうそう、コレクションの音楽って、著作権の関係で、You Tubeにアップされたときはもう違うものなのよ。だから本当に使われたのをしりたかったら、ライブストリーミングで見るしかないのね。これもきっと違うと思う)

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2017年7月13日木曜日

もうそろそろみんな、飽きた?

4月ごろからずっとファッションのことを書き続けているから、
ラベルは「ファッション」だけになりました。
もうそろそろみんな、飽きた?

自分で書いていてわかったのは、
私は今まで案外、コアな話題については書いていなかった、
ということです。

ファッションについての共通の話題なんて、
もうほとんどなくて、
実際、私は誰ともこれらについてしゃべってはいません。
しゃべる相手もいないですし、
そもそも言ってもわからない。

最近、その言ってもわからないようなことばっかり書いていますけれども、
本当に面白いのはここからの世界です。
面白いのですが、需要がないというのも事実です。

書けば書くほどコアな話になっていくし、さて、どういたしましょうか。
とりあえず、今日も暑そうなので、倒れないように気をつけて1日過ごしましょう。


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2017年7月12日水曜日

NEW ORDERだわ!

(これよ、これ!日本では「権力の美学」っていうタイトルだったね。ティーンエイジャーの私、聞いておいてありがとうだわね)

ラフ・シモンズの2018SSのメンズコレクションを見ていたのだけれども、
なんだろう、あれは?
Tシャツをちょんぎったみたいなのにプリントされている絵がNEW ORDERだわ!
きのうはNEW ORDERを急に思い出して、
True FaithとBizarre Love Triangleを聞きまくっていたので驚いた。
(You Tubeでいろんな人がカバーしているのまで聞きまくっていた)
テーマは「ブレードランナー」ってことだけど、関係あったっけか?(たぶんない)
よく見たら、JOY DIVISIOのアルバムのジャケットのデザインも使ってる。
JOY DIVISIONとNEW ORDERの重ね着って、なんて、なんて素敵なのかしら!
でも頭にかぶってるのは、日本の農作業のときにかぶるのと同じ帽子なのね。

ファッションって、ヴィスコンティタロットからNEW ORDERまでわからないとだめなんて、
大変ね。
いや、別に大変じゃない。私はね。

本当に売っていないという状態

自分の望む完成像を思い描いて、
その絵を完成させるために必要なピースを探していくのが、
方法論がわかってから残りの人生の作業になります。

ジグゾーパズルを思い出してみてください。
たぶん箱のふたに完成したときの絵がある。
そして箱の中には完成させるためのピースがすべてそろっている。
しかし、私たちのワードローブは、箱の中にピースがそろっていないので、
それを外に探しに行かなくてはなりません。
そして、そのピースがそろえばそろうほど、それはスタイルになります。
私が提案しているのは、このスタイルの確立のための方法論。

一方、望む完成像の絵などなく、
やみくもにピースを集め続け、ワードローブへどんどん突っ込んでいく人たちもいる。
それはそれでそのときは何とかなるけれども、
それではスタイルにはならない。
ならないけれども、毎日それでもやってはいけます。

しかしどう考えても、この二者のピースの探し方は違ってきます。
前者は絵を完成させるために何か自分に最適なものを探す。
後者は、流行っているとか、お勧めとかを探す。
多くの人は後者で、そのための情報はあふれています。

このときにどちらが探しているピースにたどり着きやすいかと言ったら、
それは後者になります。
全体としての絵がないのだから、値段とサイズが合えば、それで構わない。
条件が少ないので、それだけ見つかる確率も高いでしょう。
だから当分のところ問題はない。

一方、前者が探しているピースは、
それはなかなか売っていないです。
そんなの滅多なことではないです。
ないから時間がかかる。
けれども、スタイルの確立のためにはそれを探さなければなりません。 

本当に売っていないとはこの状態のことです。
やみくもに何かを買おうとするなら、
たくさん売っている。
けれども、自分のスタイルを確立するための最後の1ピースは、
なかなか売っていないのです。
そして私たちはそれを、死ぬまでずっと探し続けることになるでしょう。


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2017年7月11日火曜日

La MolteとLa Forza


朝からマリア・グラツィア・キウリのインタビューを見ていました。
先日、ディオールのオートクチュールのコレクションがあって、
その中にタロットの図柄を刺繍したパッチワークのようなドレスが出てきたのですけれども、
通が見たら(何の通だ?)、
あれは、ああ、ヴィスコンティタロットねって、なるわけです。
これは15世紀後半のもので、世界最古のタロットと言われているデッキです。
(日本で言ったら、花札かなと思ったけれども、やっぱりちょっと違う。
最古の百人一首ぐらいかしら)

そのドレス、前のところにこのLa Molte、日本語で言ったら死神のカードが刺繍されていました。
目立つところに。
そうしたら、マリアはこのカードが好きなんですって。
たしかにこれは悪い意味じゃないです。
終わらせないと次がないので。
 
そしてもう1枚好きと言っている図柄がこちら。
 これはLa Forza。日本だと「力」のカード。
 これはライオンの口を押さえている女性のカード。
マリアは「あなたのポジションは維持しなければならない」と言っていますが、
通常、これは力をコントロールできるという意味。
その他、情熱とかクリエイティヴィティもこれ。

ディオールは見ていると面白いので止まらないです。

そして、服を見るにしてもいろいろ勉強していないとだめねと、
改めて思わせてくれます。

わからなかったら、勉強して出直せ、さもなくば無知のまま生きていけって、
突きつけてきますから。

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2017年7月10日月曜日

20代の男子はおしゃれと思う(うちの近くのですが)

駅へ行くまでの道のりで、
表通りではなくて、細い路地になっている裏道を通ると、
いつも若い男子とすれ違うのですけれども、
(顔とかよく見ていないので、数人かもしれない)
なんか最近、彼らがかっこいいです。

きのうすれ違った人は、
80年代のようなビッグシルエットの半袖シャツで、
半袖なのに肘まであるような、そんなシャツでした。
前からくるだけで、わーって思いました。
パンツもだぶだぶだった。
全身がビッグシルエットで、決して背は高くないけどバランスがとれている。
わーって、すごいなーって。

女子のおしゃれと違って、
20代男子なんていうのには、「これさえ着ていればおしゃれ」という
共通の記号はないでしょう?
あるの?
いや、ないでしょう。
誰が見てもわかるみたいな、そんなものはないと思う。
しかも彼ら、みなそれぞれ違う格好で、
同じような2人とか見たことがないので、
「これさえ着ればあなたもおしゃれに見えます」から完全に外れた人たち。

思うに、
20代男子は、女子以上に吹っ切れているというか、
頼るものがないというか、
自力で生きていかなきゃというか、
そういう世代なのではないでしょうか。

女子は割と「モテ服」みたいな感じの人が多くて、
「これさえ着ていれば」という、その魂胆が透けて見えるから、
面白い感じはしないけれども、
男子にはそれがない。
モテればとか、ない。
もちろんたくさんお金があるわけでもない。
絶対も永遠もないって、気づいている。
そうしたら、工夫するしかないでしょう。

そしてその工夫が私の目にとまる。
変にがつがつしていないし、
自信なさげでもないし。
人を感動させるには、考えて工夫しなきゃってこと。

みんな、絶望からじゃないと始められないのかもね。

そんなことを考えながら買い物へ行った、日曜日でした。

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2017年7月9日日曜日

おしゃれして何をする?

私の本が発売されてそろそろ2カ月。
本を読んで実践しようとしている方たちの中には、
完全ではないけれども、徐々にできるようになった方もいるのではないかと思います。
冬物より夏物のほうが、金額的にも簡単です。コートやブーツをそろえなくてもいいから。

本に書いてある方法は、
人の感覚や気持ちに訴える方法なので、
割と失敗はないです。
もちろん100%完璧です、などとは言いませんけれど。

逆に、例えば誰かのお勧めの、今の流行りのものを着るなんていうのは、
その情報がいきわたっているエリアでのみ有効、というものもあります。
いつかうちにクライアントさんとしてうちへいらした方がそうです。
3万もするようなジーンズは、その情報がいきわたっている人たちにとってはおしゃれだけれども、
田舎のごく普通の街では、単なるジーンズです。
しまむらで売ってるのとどこが違うの?という話です。
(だから、他人からおしゃれと言われないとおっしゃっていました。)
色を無視するなら特にそうなります。
多くの人がその情報=おしゃれだと思っているけれども、そうじゃありません。
情報が流通していないのなら、意味は発生しません。

それは置いておいて。
できるようになると、他人から「いつもおしゃれですね」みたいなことを言われるようになります。
これは今まで言われたことのなかった人にとって、
とても気分のいい、テンションが上がる出来事だと思います。
自信があまりない人は、それで自信がつくかもしれません。

けれども、だんだんそれも慣れてきて、そんなのは当たり前になってきます。
だって、わかっちゃったんだから。
小学生でさえ「すごいね~、掛け算ができるんだね」などと言われ続けたら、
いや、そんなの当たり前だからって、そのうち思うようになります。
問題は、掛け算ができたらどうするか?です。
できた、はい、終わりでは意味がないとは言わないけれども、弱い。

つまり、おしゃれして何をするのか、です。
自信がついた、そしたら次は何をするか、です。

基本的には以前はできなかったことをやる、です。
自信がなくて以前はできなかったことです。
それは人それぞれ違うので、具体的に何かはわかりません。
行ってみたかった素敵なレストランへ行くことかもしれないし、
何かを発表することかもしれないし、
言えなかったことを言うことかもしれない。

昔、よく少女マンガにありましたよね。
メガネをかけた、目立たない女の子が、急に目覚めてきれいになって、
何か行動するという物語。
あれは何をするのでしたっけ?
まあ、そんなようなことです。
きれいになりました、では物語はまだ途中です。

そんなわけで、
おしゃれですねと他人から言われるようになったら、
次はどうするか、考えましょうよ。
そして以前はできなかったことを実行しましょう。
私たち、マネキンじゃないですから。
生きている人間ですから、生きているうちに実行しましょう。


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2017年7月8日土曜日

その服を着て何をする?

私が大学生だったころ、
もう既に「女子大生」みたいなくくりが出ていて、
一部のそういうくくりに入りそうな方々は、
いわゆるブランド物、ヴィトンのバッグとか何とかを持っていたりもしました。
(それは親に買ってもらったものかもしれないけれど)
私が行っていた大学は貧乏な人が多かったので、というのも私大で一番学費が安い大学で、
そういう人は数人しかいませんでした。
しかも森の中にあるんで、そんなもの誰も見ていないよっていう・・・
(森の中は最高よ!)

20代になると、こんどは景気がいい人たちがいて、
相変わらずヴィトンのバッグとか、ブルガリの時計なんかをしている友達、
というか知りあいもいました。
私はそれを見るたびに、そんなものにお金を使うのだったら、
何か見に行ったほうがいいなとか、何か習ったらいいなとか、
旅行でもしたらいいなと思ったものです。

それで思うのですけれども、
服というものはいつでも何かをした経験や行動と一緒に思い出されはしませんか?
私の場合はそうです。
あそこに行ったときは何を着ていたとか、
誰かとどこかで食事をした時は何を着ていたとか、
そんなふうに覚えています。
服単体とか、バッグ単体というのはない。
いつでも何かをした時、どこかへ行ったとき、誰かと一緒だった時です。

本当に欲しいのは服そのものじゃなくて、
その服を着て、何かをした経験や想い出ではないでしょうか。
それが楽しい想い出だったりしたら、
その服はそう簡単には捨てないだろうし、
あれを着ていてよかったなという宝石のような想い出として、
心にしまうことができます。
そして、暇なときに取りだして眺めたりする。

逆に何か嫌な思いをしたときに着ていた服を持ち続けることはしないし、
暇なときにわざわざ思い出すこともありません。

けれども経験も行動も、有限な時間の中で行われるわけですから、
やるとしても限度があります。
服収集家やマニアじゃなかったら、
経験と行動が結びついていない服は、必要ではない服でしょう。

よい経験のための服を集めると考えると、
ワードローブはより一層すっきりすると思います。



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2017年7月7日金曜日

今日は七夕でしたね。

今日は七夕でしたね。
今年のお願いは、
「九州地方の雨が早くやみますように。
そして早く平穏な日々がもどりますように」です。

麻のワンピースを着てもしわくちゃにならない方法ってあるの?

どなたかが、「麻のワンピースを着てもしわくちゃにならない方法」というワードで
検索していました。
反射的に「そんなのない」と思ったのですけれども、
気を取り直して考えてみると、
フィッティングモデルのように、極力動かないでいたら、
しわにならないという答えを思いつきました。
もちろん座ってはだめ。
腕の上げ下げも基本だめ。
立っているだけがよろしい。

この方はきっとノーアイロン、しわにならないみたいな麻があるかと思って探しているのでしょう。
今のところ、そんなものは聞いたことがありません。

けれども、結構この手の質問は多いです。
何々は嫌、またはしたくない、けれども結果が欲しいというもの。

それを受けるたびに、
そんなのないです、無理ですと答えるのですが、
それでは不満というか、腑に落ちないようで、
納得はしていないご様子。

麻のワンピースを着たいなら、しわに甘んじなければいけない。
しわが嫌なら、麻は着られない。
または、見た目が麻っぽいポリエステルのワンピースを着て、
暑さには耐えるとか。

麻を着たなら、しわになることをあきらめる。
ファストファッションのお店で売っているような安いポリエステルを着るのなら、暑いのを我慢する。
どちらかなんですけれども。
それが皆さん、まだまだ御理解いただけないようです。



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2017年7月6日木曜日

重版、上がってきました。


重版分が上がってきました。
これで各ネット書店でも購入できると思います。


そして、帯のデザインが変わりました。
右上のところ。
この文言は、アマゾンさんのレビューからいただいたものです。
書いてくださった方、どうもありがとう。
(もちろんその他、レビューを書いてくださった方もありがとうございます。)
この場でお礼を申し上げます。

そんなわけで、まだお読みでない方がいらっしゃったら、
ぜひどうぞ。
いろいろな面でお役にたてるかと思います。



「着やせ」ではなく何かというと

「着やせ」は自己否定だからやめたほうがいいと、
きのう書きました。

ちょっと待って。
「着やせ」って言う人はどうしたいの?
やせたいの?
それとも、服を着て格好良く見せたいの?

やせたいのなら、ダイエットするしかありません。
太り過ぎなら。

別に太り過ぎではないのに「着やせ」と言うのなら、
それは服を着て格好良く見せたいからでしょう。

服を着て格好よく見せたいのなら、
縦線を強調するとか、
Vネックのものを着るとか
小手先のテクニックなんかではなく、
一番いいのは、構築的なよいパターンの服を着ることです。
(相変わらず、大量生産の服のパターンを「立体裁断」とか、
意味わからないこと言ってる人がいますけれど、
そんな話じゃないです)

洋服の基本は構築です。
自然のままでも、ありのままでもありません。
自然をいかにコントロールして構築するか、
これは西洋の文化の一貫したテーマです。
服もそれを受け継いでいます。
わかりやすい例がヴェルサイユ宮殿のルノートルがデザインした庭園。
左右対称、そしてトピアリー。
あれ、でも日本の庭園も結構人工的ね。それはいいとして。

自然をコントロールした結果に美を見出すのが西洋の伝統。
だから、服を着て格好良く見せたいんだったら、コントロールされちゃえばいいの。
征服されちゃえばいいのです、身体が。

痩せた身体がよしとされるのは、コントロールしやすいから。
痩せていたほうが何でも着られますから。

で、途中を端折って結論にいきますが、
洋服が格好良く着られないなと思うのなら、
構築的ないいパターンの服を着ることです。
これは太っている人も、痩せている人も同じ。

そういう意味では、私もいいパターンの服しか着たくないです。
別にスタイルがいいわけじゃないし。
特にジャケット、コートは絶対。
それを外すとどうにもならない。

残念ながらいいパターンの服はあんまり売っていません。
たかがシャツといえども、変なパターンのものもある。
そんなものは1日も着ていられないです。
1日じゅう着ていられないほど、具合が悪くなります。

あんまり売っていないけれども、
例えば何かに特化したメーカーやブランドにはいいパターンのものもあるだろうと思います。
全部チェックしたわけではないので、絶対とは言えないけれども。
例えばリーバイスはジーンズばっかり作っているので、
技術の蓄積があって、いいジーンズのパターンはできているはず。
シャツメーカーなんかでもそういうところはありそうです。

逆にパターンがよくないところは、おしなべてだぶだぶの服を作っています。
最近はそういう感じのところが多いです。

いずれにしろ、着てみる以外、見つける方法はありません。
タイトスカートが好きなら、タイトスカート10枚は着てみないと・・・

「着やせ」という自己否定をせずに、
格好良く見せたいのなら、それぐらいの努力はしましょうという、
そういう話でした。


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2017年7月5日水曜日

お年寄りの女性も似ている

この1週間ほど、お年寄りの女性を多く観察する機会がありました。
それで気づいたのは、
みな髪形と服装が酷似している、ということ。
岸恵子さんみたいな方などほとんどいなくて、
ショートカットのパーマヘアと、くすんだ、つまりグレイッシュのトップスとパンツ。
足元はスニーカー。そんな感じが非常に多いです。

よく40代ぐらいで、着るものが売っていないとおっしゃる方がいますが、
そんなのは全然あるうちで、
お年寄り、70代前後になると、
本当に選べなくなります。

ただ、これも例外はいます。しかし少数です。
私がよくお会いする華道家のおばさま(70代)などはそうで、
着物もしくはワンピース、といった感じです。冬はロングブーツでした。
(ちなみに華道家のおばさまのご先祖は織田信長に斬られたそうです。
歴史の教科書に出てくるからわかるんだって)

若いころは、
もっと大人になって、お金に余裕ができたら買おう、着ようなどと思っていた私ですが、
もうそんなことは言ってられません。
最近は、そろそろ着ないと今に着られなくなっちゃう!
です。

ただ、私の場合、老後は何を着ようかとかは考えていません。
(小林家はみな早死になので、ほとんど老後はない予定)

それとこれは別のテーマなのだけれども、
「着やせ」というのはよくない言葉ですね。
だって、「着やせ」と言った時点で、
私はやせていない、
やせなければ素敵に見えない、
今の着方ではだめだから「着やせ」が必要、
となるわけで、
ものすごい自己否定でしょう?
そんな言葉をわざわざ自分で言う必要はないです。

こんなとっ散らかった感じで今日は終わりです。


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2017年7月4日火曜日

明日から通常どおり

お久しぶりです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
明日から通常どおり、朝に何か書きますのでよろしく。
では。

この間、聞いた、
70代と思われる女性2人によってなされた印象的な会話。

A「私さ、お庭のことするのが好きだから、夏になったらあれ植えるのよ、あれ」
B「あれはいいわよね、きれいよね」
A「冬になったらあれよ」
B「あれもいいわよね」
A「わたし、どくだみの花、大好きなの!」
B「わたしも好きだわ」
A「あのにおいが大好き!」
B「わたしも好き。あれ、におい消しになるから冷蔵庫に入れたり、
テーブルの上に飾ったりしてるわ」
A「あ、うちもしてる。いいにおいよね~」
B「そうよね~」

ちなみに私はどくだみのにおいは大嫌いです。
この会話からもわかるように、
ひとが何をいいかと思うかなんて、人それぞれで、
絶対的なものなどないということです。
どくだみを大好きな人もいれば、大嫌いな人もいる。
そんなものです。