2017年5月3日水曜日

憲法とファッション

今日は憲法記念日で、休日です。
さて、憲法とファッション、遠いようでいて、
密接に関連しています。
というのも私がアパレル業界に入って最も驚いたのは、
その不法ぶりというか、治外法権ぶりだったからです。
私は本当に驚いたのです。
日本に、こんなにも法律を守らない場所があるなんて、思ってもいなかったからです。

アパレル業界にかかわったら、憲法で保障された権利について、
考えざるを得ません。
個人の尊重、
幸福の追求、
法の下の平等、
健康で文化的な最低限の生活、
表現の自由、
家族の中の個人の尊厳と男女平等、
平和的生存権、
労働基本権、
民主主義、
国民主権。

この中でアパレル業界では全く実現できていないどころか、
むしろ完全に不法常態になっているものが数多くあります。
特に基本的人権の尊重がおびやかされている。

ファッションやアパレル業界にかかわっていていなかったら、
こんなにもこれら権利について考えることはなかったでしょう。
もっとお気楽に、のんびりと暮していたはず。

ファッションと憲法の理念は深くかかわっています。
これらが実現していない国のファッションは高く評価されないのです。

これらの実現率の低さと、日本人デザイナーの地位は比例します。
これは本当にそうなんです。
簡単に言うと、男女平等、民主主義、表現の自由など、
ない国のファッションは認められないということです。
特に民主的ではない国のファッションなんて、認められません。

90年代をピークに今は完全に後退しています。
このまま下がるのか、
それとも前に進むのか、
私たちは、まだ選べるところにいます。
それは皆さんそれぞれが放棄するかどうかに、
かかっています。


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