2014年12月31日水曜日

今年1年ありがとうございました。

今年1年、お付き合いいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、こちらのブログも毎日、アップすることができました。

それから、「おしゃれ」ブログのほうも、
私がごねた結果、感想メールやコメントなどいただき、
ありがとうございます。
(感想はないけれど、無断転載でNaverまとめにたくさん持っていかれたんで、
それで、どうなの、これ?と思ったんですよね。
しかも、あちらはアクセス数で報酬がつくという・・・)

今年は自分としても、新しくキネシオロジーのセッションを本格的に始めたり、
月に1回、ワークショップを始めてみたりと、
いろいろやってみることができた年でした。
それも、お付き合いしてくださる皆さんがいらっしゃってのこと。
本当にありがとうございます。

実は、実際にセッションやワークショップに参加してくださる方というのは、
ブログのアクセス数の約1パーセントか、それ以下です。
これはほかのブログでも同じだと思います。
そういう意味で、今年、参加したり、セッションにいらしてくださった皆さんは、
その1パーセントの行動力ある方たちなんですね。
中には飛行機や新幹線を使って、遠方からいらしてくれた方たちもいて、
本当にすばらしい行動力の持ち主。
そうやって、動くことによってしか、人生は変わりません。

来年もまた新しいことにチャレンジしつつ、
キネシオロジーのセッションの精度を上げていくために努力していきたいと考えています。
ファッションはもうずっと考えてきたこと、学んできたこと、経験してきたことのまとめなので、
私の膨大な記憶の書庫の資料からの引き出し作業を引き続きすることになります。

きのうもまた、新しいプロジェクトを思いついてしまって、
来年はそれを実行に移すつもりです。
ずっと続けること、
変えていくこと、
新しいこと、
それぞれ取り混ぜて、
来年もまた、皆さんとお付き合いしていきたいなと思っています。

本年は本当にどうもありがとうございました。
よいお年を。 

☆「ファッション・レッスン」「インテグレート・ヒーリング(キネシオロジー)」等、各種セッションのお知らせはこちらです。

2014年12月30日火曜日

囚われとコントロール

きのうもおしゃれブログのほうに書いたけれども、
その中に埋没していると、見えていないこと、わからないことがたくさんあります。
それだけならまだしも、大変な間違いをおかしていることも多いです。
アパレル会社については、嫌な部分がたくさんありましたが、
この「埋没性」は、どうにも我慢できないものでした。

当時、まだ携帯もパソコンもインターネットもない時代、
情報収集のためには、
誰かと会うか、
現地に行くか、
そうでないとしたら、新聞や本、雑誌から手に入れる以外、ありませんでした。
しかし、アパレル会社の仕事の仕方というものは、
長時間の拘束、しかも残業代は出さない、土曜日も出なものですから、
どんどん内向きになり、
外の世界と断絶していきます。
ファッションを仕事にしているのですから、
今、どんな洋服が店頭に並んでいるか知りたいのに、
それを見に行く時間さえありません。

本業についてのリサーチもできないのですから、
その他のことについて何かしようとしても、全くできません。
今考えたら、
外との関係を遮断し、情報が入らないようにするということも、
1つのコントロールの形だったのでしょう。
法律などないも同然に振る舞うその姿は、
一歩間違えば、カルトと同じです。
(いえ、ほぼカルトです)

囚われたり、
流れに翻弄されたり、
それ以外、考えられなくなったり、
そうなったときは危険です。
距離的、時間的にそこから離れなければなりません。
そうしたら、わかります。
その囚われが、全く意味のないということに。
彼らの「法」など、地獄の法だということに。

幸いなことに、
今は誰でも簡単にネットにつながり、
外からの情報を取り入れることが可能になりました。
昔のように完全な暗黒にはならず、
どこからか光が漏れ続けています。

アクセスできるということは、素晴らしいことです。
できるところへは、つないだほうがよいです。
暗闇の中にい続ける必要はありません。

☆わたくしの営業は本日までです。メールの返信は明日もしますので、お申し込みなど、どうぞ。

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2014年12月29日月曜日

深くつながった人たち

冬の雨の朝です。
雪にならないということは、
それほど寒くはないのでしょう。

きのう、You Tubeにアップされた、
羽生君のグランプリファイナルの演技(と言わないのかな?)を見ました。
私は羽生君のことを、ロミオとジュリエットの演目をやったシーズン、
確か羽生君が17歳だったと思いますが、
見つけて、これはすごい、絶対、世界にトップになると確信していました。
そうしたら、やはりなりました。

きのういろいろ見た中に、
例の流血事件のすぐ後の演技もあって、
すごく痛々しくて、
しかも、演技が終わった後、羽生君は号泣していて、
トップまで上り詰めた人が、
人目もはばからず号泣するほどまで追い込まれているということの、
重さが伝わってきました。

羽生君は、仙台出身なので、あの東北の大地震も経験しています。
恵まれた才能と、
現実に起こる重い出来事。
たまにこういう人がいます。

この種の人たちはたぶん、
人間の集合的無意識に非常に深くつながっています。
その分、天啓とも言えるひらめきがあって、
それが演技にあらわれます。
それは独特の、人間を越えた感じを見ている者に感じさせます。
けれども、そのつながりは高ければ高いほど、
同じだけ深いところともつながるので、
人生の中で、ああいった悲劇的な出来事に遭遇しやすいのではないかと思います。

人間の側から見ると、「いいところ」だけ起こればいいと考えたくもなるでしょう。
けれども、ひとが認定する「不幸な出来事」は、
もっと大きな視点から見たら、
そうではありません。

ちなみにこれは、
それが不幸でないのだったら、
人権を侵害するようなひとの行為をそのまま許したり、
放っておいてもいいということではありません。
逆に、深くつながった人たちは、
そのことに最も敏感な人たちでもあります。
(たとえば、理不尽ないじめや暴力に遭っている人に対して、
「それはその人が引き寄せた」と言うスピ野郎が、私は大嫌いです。
人権無視の暴力は、それに遭った人の責任ではありません。
それをそのまま放置する責任者、もしくは社会の責任です)

同程度の能力で、
同程度の練習をして、
それでも出てくる差とは、
この、どれだけつながっているか、
という能力の差ではないかと思います。

残念ながら、それは練習しても得られないし、
誰かが教えることもできません。
それはきっと、
そういう星のもとに生まれたとしか、
言えないものなのではないかと思います。


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2014年12月28日日曜日

「かわいい」のその先は


スタイリストさん、その他のコーディネイト本や雑誌を見ていて、
「かわいい」という表現が多いことに気づきました。
大人かわいい、
大人のかわいさ、
キュート。

日本では、「かわいい」がよく売れるので、
どこもかしこも「かわいい」であふれていますが、
「かわいい」のその先が、今は見えないのではないでしょうか。
だから、みんな、どこへ行ったらいいかわからなくて迷っている。

「かわいい」じゃないとすると、
絵に描いたような「キャリアウーマン」スタイルになってしまって、
そのどちらでもないものが、
今のところカジュアル。
私はあの「絵にかいたようなキャリアウーマン」スタイルの実物を見たことがないし、
いたとしても、それは本当に少数派だと思います。

「かわいい」はもうすでに似合わない、
かといって、ばりばりの「キャリアウーマン」でもないというときに、
いくつかの道があります。
たとえば、湘南に多いサーファー姉さんとか、
極度なナチュラル志向で、下着にふんどしを選ぶようなオーガニック・ナチュラル姉さんとか。
そのどれもが違って、
だからといって、目指す方向性もわからない、
だからとりあえずカジュアルというのが、
今の多くの人が落ち着いているところのような感じがします。

でも、そのカジュアルの分厚い層から一歩出たくて、
何かを探しているけれど、その道はどこにもはっきり示されてはいません。
なぜなら、もうその先に道はないから。

カジュアルという大きな吹きだまりから抜け出したければ、
自分で試行錯誤して、その先の道を作っていくしかありません。
誰かの後を追うことは、もう無理です。
(もちろん、「セレブ」の後追いなんて、無理)

もう「ああなりたい」という目標の人なんて、ほぼいないんです。
真似したところで、その人ではないので、同じにはならない。
技はいただけばよいけれど、
そのままというのはない。

真似する誰か探しはもうやめて、
自分のスタイルの構築を模索することに力を入れたほうがいいです。
「かわいい」のその先は、
行き止まりです。

☆写真:だるまも黄色。

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2014年12月26日金曜日

美しいパンツ


このところ引き続きワードローブの見直しをしています。
というのも、今日が今年最後の衣類の資源ごみの回収の日なので。
再び点検して、
その中で、穴が開いたもの、
首が伸び切ったもの、
汚れがどうにも落ちないものなど、
さよならするもの3枚を選びました。
残ったのは40数枚。(1年分。部屋着も入れて)
まあ、今、あまり出かけないのでこんなもので十分。

で、パンツについてです。
私は、都会など、お出かけするときはセンタープレスの入ったウールのパンツをはきますが、
それ以外、セッションのときや、ご近所をうろうろするときは、
ほとんどジーンズです。
今年は本当によくジーンズをはいていました。
別にジーンズが大好きというわけでもないのに。

今は、カジュアルな仕事場だったら、ジーンズで行くことも認められているでしょう。
アパレル会社だったら、男性がジーンズで来るぐらいだから、
女性もきっとジーンズでも問題ないと思います。
しかし、私が働いているころは、
まだジーンズで仕事場へというのはごく少数派でした。
(禁止もされていなかったけれども)

だけれども、洋服を作る現場の仕事というものは、割とばたばた動く仕事で、
ときに床にはいつくばって何かをしたり、
動いたりが多いので、
スカートだとどうしても、仕事はやりにくく、
結果、仕事着はほとんどパンツ・ルックでした。

そのころは、まだ細身パンツの時代ではなかったので、
大体がウエストにタックがとられて、センタープレスが入った、ゆったりしたパンツ。
週末になると、そのパンツに端からセンタープレスのアイロンをかけ直したものです。

で、そのころ、だんぜんかっこよかったのが、
コム・デ・ギャルソンのパンツでした。
友達が、ハイウエストで、ベルト通しがあって、センタープレスが入り、
すっと脚が長く見える、ギャルソンのパンツをはいているのを見たとき、
なんて格好いいんだろうと思いました。
私も欲しかったけれど、高くて買えませんでした。
(そんな格好いいパンツは、セールにはほとんど出ませんでした)

しかし、あれは何をきっかけだったかな、どうしてもあのパンツをはいてみたいと思って、
あるとき、例のハイウエストのウールサージかなんかで、ネイビーのパンツを買いました。
確か90年代半ばで、2万5000円ぐらいだったと思います。
はいてみたら、完璧でした。
見た目が格好いいだけではなく、
はきやすい。
股上の変なひっかかりもないし、
もちろん股上の横側にしわも出ない。
動きやすい。
型崩れもしない。
あのパンツは間違いなく、私が今まではいたパンツの中で、
もっとも美しいパンツです。

その後、パンツはどんどんタイトになり、
「美脚」などという言葉が出てきはしましたが、
その割に多いのはお尻が目立って、股のところに横しわが出るものばかりで、
本当に格好がよくて、はき心地のいいパンツは少なくなりました。

早くあの美しいタックパンツの時代に戻らないかなと思います。
年が上がれば上がるほど、
ぴたぴたパンツはきつい。
私は太ってないけれども、それでももう嫌です。
ゆるやかで、
お尻や太ももがあからさまにならないで、
脚がすっと長く見える、あのパンツ。
ああいうパンツが再度出てくるまでは、
ジーンズでしのごうかと思っています。

☆カバーを洗濯して干し中。まだ乾いていないのに座っている。

☆12月28日の午後、12月30日午前、ともにキャンセルがありましたので、セッション枠があいています。よろしかったらどうぞ。

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2014年12月25日木曜日

飯館村の猫の写真

私はクリスチャンではないので、
クリスマスのお祝いなどしませんが、
クリスマスって、キリストの誕生を祝うと同時に、
貧しいものへ思いをはせる時期でもありますよね。
キリストは馬小屋で生まれたのだし。
「マッチ売りの少女」も、それがテーマ。

今、うちのトイレに猫の写真が飾ってあります。
このあいだ中身をとり変えて、
今は雪の中を歩いている猫です。
この猫たちは、原発事故の影響で避難区域に指定されている、
飯館村の猫さんたちです。
猫や犬など、取り残されている動物が飯館村、その他の地域にはたくさんいて、
ボランティアの皆さんが毎日、給餌しながら村を回っている、
というのが今の現状です。
(猫の写真の撮影者はこちら

今ごろ村は雪に覆われています。
福島の冬は厳しいです。

うちはもう猫がたくさんなので、
これ以上、飼うことができません。
だから、保護猫を迎えることも、今は無理です。

家出していた猫のまるちゃんが帰ってきて、
きのうは、まるちゃんにおうちがあってよかったねと話しかけました。
安全だったら、外に出て自由を満喫するのもいいけれど、
うちの近くはけっこう自動車が通るから、
決して安全とは言えません。

残された動物たちが全頭、保護される日など、
きっとこないでしょう。
だったら、せめてこちらにできるのは、
そういう存在たちのことを忘れないこと、
そして、今自分でできることはやること。
(私は動物たちのえさ代の足しに寄付をします)

今年の冬、大雪の被害が出ないことを、
そして、同じような犠牲がもう二度と出ないことを
祈るばかりです。

☆12月28日の午後、12月30日、ともにキャンセルがありましたので、セッション枠があいています。よろしかったらどうぞ。

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2014年12月24日水曜日

確率としては砂の中の砂金ぐらい

無意識層に深く沈む情報については、特に名前がつけられていません。
筋肉反射テスト(キネシオロジー)とは、
その情報を拾っていく行為ですが、
これはいわゆる「思考」とかけ離れています。
そしてこの「思考」と無意識層に沈む情報とのギャップが葛藤となり、
現実世界に問題としてあらわれてきます。
そう考えると、
問題はいつも、無意識層からのメッセージです。

無意識層からのメッセージをくみとる方法としては、
ユングなんかが開発した箱庭を作ってみる方法や、
絵を描いてみる方法がありますが、
それを読み解くには、解釈する能力が必要であり、
ごく一般の人は、そんな解釈能力を持ち合わせていません。

無意識層の情報は、
ときに魂からのメッセージなどと呼ばれたりします。
生まれたときは、
魂からのメッセージだけ携えてこの世へやってきます。
けれども、その後の人生で、「思考」となる、
極度に脳に偏った情報が蓄積されていきます。

何が言いたいかというと、
自分がいいと思っていること、社会がよしと言っていることと、
無意識層、つまり魂レベルの望みとは、
大体、みんなかけ離れている、ということです。
もちろん人間は、社会的な生き物なので、
社会を無視して生きてはいけません。
しかし、だからといって、完全な「魂」無視も、つらいものです。

そこのところの折り合いをどうつけたらいいか。
本当の魂の望みを知ってしまったとき、
どう行動するか。
何を選択するか。
社会の枠組みの中で、魂の望みを実現するためにはどうしたらいいか、
知りたいのはそのことです。
(なぜなら、魂の望みが実現するほうが、人生はより楽しく、豊かに、意味あるものになるから)
けれども、現実は、
それから目をそらすための装置や仕組みのほうが世の中にあふれています。

足が簡単についてしまう浅瀬で、おぼれそうになったことを困難と呼ぶような、
その浅瀬だけを説明して、海を知ったつもりになるような、
なんだかそんなものであふれているなと思いながら、
じゃあ、どこに本当のことは書いてあるのだろう、
教えてくれるのだろうと思いあぐねてみると、
それは子どものとき、
砂の中から小さな砂金を探した、
あれと同じぐらいの確率でしか、
この世には存在しないのだと、
なんだかそんなことを考える年の瀬でした。
つまり、もう砂金しか、欲しくはないのです。


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2014年12月23日火曜日

今年1年のワードローブを振り返る

先日、ワークショップを開催したとき、
以前、ファッションレッスンを受けてくださった参加者の方がいて、
最初お会いしたときよりも、ずっとおしゃれになっているのを見てうれしく思いました。
私が教えた内容を実行しているだけなのですが、
みると、あれ、今日どうしたの?かっこいいじゃん、と言ってしまいます。
別に特別お金をかけたわけではありません。
ほんの少しの工夫、
ほんの少しの気配りで、目を見張るほどのスタイルになります。
あそこまでできれば、
みんなが一瞬、目を止めることは確実。
そんなわざを若いうちから習得したら、
その後の人生、どこまでいけるのか、とても楽しみです。
思えば、若いうちに基礎ができていないことが、
おしゃれに関する多くの悩みの根源かもしれません。
基礎がない上にどんどん付け足していったものだから、
いつになっても土台がゆらゆらしています。

私も今年1年の自分のワードローブを振り返ってみました。
今年の特徴は、とにかく都会へ行かなかったということ。
だんだん都会が不得意になってきて、
よっぽどのことでないと行きたくなくなりました。
そうすると、私がいつも登場するシーンは郊外、またはいわゆる湘南エリア。
その結果、都会のシーンに似合う服は余り着ませんでした。
かといって、都会へは一切行かなくなるわけではないので、
都会用の服一式を捨てるわけではないですが、
今後もこの傾向は続くだろうと思います。

都会はもちろん、バックの風景の色合いが違いますし、
照明も違います。
私は蛍光灯の光が大嫌いなのですが、
郊外に住んでいて、いかにも会社や工場みたいなところに近づかなければ、
蛍光灯の光を浴びなくてすみます。

また色について。
黒はコンクリートや鉄筋、ガラスによく似合う色だと思います。
だから、コンクリート、鉄筋、ガラスの建物があるところにあまり行かなければ、
さほど着たいとも思いませんし、
海と砂浜に、黒は似合いません。
そのため、ふと気づくと、
以前は余り選ばなかった、茶色からベージュにかけての色を、
よく選ぶようになりました。
(特に今年買った靴は茶色でした)
都会重視のときは、
黒、グレー、ネイビーでほとんど事足りましたが、
都会から遠く離れると、
黒が消えて、
ライトグレー、ネイビー、ベージュというほうがなじみがよくなります。

それともうひとつの傾向は、
機能的なウエアをよく選ぶようになったということ。
普段着にスポーツウエアを取り入れたスタイルが日常着となりました。
動きやすい、洗濯しやすい、多少汚れても気にならない、
そういう服が郊外や田舎には重宝します。

そして、ここ数年感じるのは、
冬は少し明るい色を着たいと思うということ。
年の瀬やお正月に、黒から濃いグレーの多くの人の群れを後ろから見ると、
あの中に混ざってしまうのだけはやめておこうと思います。
かといって、まだ真っ白いコートを買う勇気はありませんが、
次にコートを買うときは、
真っ白まではいかなくても、
明るいグレーやグレイッシュな薄いブルーがいいなと思っています。
そこにさし色として黄色を入れるというのが、
今の気分です。

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2014年12月20日土曜日

受け身でいることはもったいない

東北の震災があって以降、
めっきり減ったのは映画を見るとというような、
受け身の娯楽時間です。

ここのところずっと、ネット上で選択的に情報を拾っていたので、
少し行きたいなと思う展覧会やら、映画や芝居があったということを後から知りました。
それらはどれも終わったものばかり。
そこで、では、それに行けなかったことについて地団駄を踏むほど後悔したかというと、
そんなこともない。
ああ、やってたんだ、
残念だけど、まあいいわ、
という感じです。
どうしても、というものがなくなりました。

それよりも、
自分が積極的にかかわれるもののほうに興味があって、
それのための時間やお金は使いました。
だから、特に去年は習うことに多くの時間もお金も使いました。
で、それについては後悔していないし、
行ってよかったと思っています。

受け身のものは、途中まではそれで楽しいです。
けれども、ある程度までいくと、
そこからは、それ以上のものが受け取れないと気づきます。
受け身はどこまでいっても受け身。
音楽にしても、芝居にしても、
たぶん、見たり、聞いたりするよりも、
自分でやったほうが楽しいでしょう。
膨大な自分でやることの行動量と時間の合間に、
誰かの、それは素晴らしい、上質のものを見たり、聞いたりしたら、
それは、ずっと受け身でいるよりいいはず。
発見もあるし、取り入れることもできます。

また、ある程度、インプットする量と時間が過ぎたら、
それをアウトプットしたいときは、必ずきます。

最近つくづく、見る量も、読む量も減っていて、
これでいいのかしらと思うときもあります。
けれども、私の場合、かなりの量のインプットがあるので、
今はそれを出す時期なのでしょう。
(それでもまだインプットはたりないと思ってしまう自分もいます)

ただ見る、聞く、買うだけから、
自分でやる側になったとき、そこに本当に楽しいことがあります。

ある統計によると、
日本人が一生のあいだ、テレビを見るのに費やす時間は12年。
そのうち2年はCMを見ている時間だそうです。
受け身でいることは、
こんなにも、もったいないことです。

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2014年12月18日木曜日

世の中は思い込みにあふれている。


この社会はさまざまな思い込みにあふれています。
そのうちの大きな1つに、
○歳になったら、もう新しい仕事にはつけない、
というものがあります。
これも大きな、単なる思い込みです。
何歳になろうが、新しい仕事を始めることはできます。

ただし、
もちろんここで、ただしはつきます。
何歳になっても誰かが雇ってくれる、
わけではありません。
私が大学を出たころは、
30歳を過ぎたら、もう仕事はないと言われました。
そのとき多かったのは、25歳までの即戦力になる経験者という募集。
だいたい22歳で大学を卒業するので、
25歳で即戦力になるような経験者など、ほとんどいません。

誰かに雇ってもらわなければいけない立場になると、
人は途端に弱くなり、自分を安売りせざるを得ません。
そして、雇用する側は、途端に大きく出て、
どんなに仕事で実績を上げようが、
認めるつもりはありません。
(自分を安くは売らないと宣言するお話が、
ジェーン・オースチンの「自負と偏見」。あれは就職でなくて結婚ですが、
あの時代から同じ悩みがあったということ)

思い込みを外すと、
いろいろなことができるようになります。
できないと思っていたことも、できるようになります。
そして、本当にやりたかったことも、見えてきます。

思い込みを外したら、
次は、新たな不要な思い込みを自分の中に入れないように、
日々繰り返される、非生産的な価値観にあふれた言葉から、
自分を遠ざける必要が出てくるでしょう。
言葉に感情をのせると、より一層、心の奥底に入ってくるようになりますから、
感情に訴えかけるBGMにのった言葉や映像は、とても危険です。
(つまり、テレビね)
そこから離れるだけでも、
心底、平安に暮らせます。

新自由主義者たちが、
あなたは価値がない、
誰ともで代替可能だと、日々、耳の近くで囁いても、
そんなノイズには耳を傾けず、
自分が自分のボスになれるよう、着々と実力をつけていく。
そのためには、今、会社員であろうが、主婦であろうが、無職であろうが関係ない。
今の社会を真に自立的に生きるためには、
それが必要だと思います。

☆写真:カトレア 

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パッケージのデザイン

パッケージのデザインの良しあしで、中身を判断しようとする傾向は、
誰にでもあると思います。
パッケージのデザインがよければ、その中身もよさそうに思えるし、
悪ければ、どんなに中身がよくても、魅力が減ります。

きのう、ふるうつらんど井上さんで、井上さんが作った瓶入りのトマトケチャップを買いました。
これがおいしかった。
前から売っていることは知っていたし、
1度興味を持ったこともあったのですが、
瓶のラベルのデザインが、
どうしたらこうなるのだろうか?と考えてしまうほどのもので、
見るたびに、がっかりするような代物なのです。
(果物や野菜に顔がかいてあるイラストが描かれています)

このシール、たくさん印刷してあるんだろうなとか、
井上さんも頑固なんで、このセンス、変えるつもりはないだろうなとか、
いろいろ考えると、
これ、変えたほうが売れるよとは、なかなか言えません。
けれども、あそこに置いてあるジャムにしろ、ケチャップにしろ、
パッケージで損をしていることは確か。

それとは逆に、パッケージのデザインはすごく素敵なのだけれども、
味は大したことなかったという商品もたくさんあります。
どちらかと言えば、こちらのほうが多いかもしれません。
そう考えると、
中身と外見はそこそこ同じレベルのほうがよい。

今の日本は、
外見だけよくしようという文化が先行しているような気がします。
中身のない格好つけ。
確かにあるときまでは、中身がよくてもパッケージのデザインが悪いものがたくさんありました。
でも最近は、明らかにパッケージ・デザインのレベルは格段によくなった。
そして、中身が、その外見に追いついていないものが多くなりました。

だったら、見た目は多少悪くても、
中身がよいもののほうを選びたいです。
いい意味で、期待を裏切られるほうを選びたい。
見た目だけがよくて、
中身がない存在は、こりごりですから。

☆写真:セッション・ルームの胡蝶蘭。なんだか絵みたい。

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2014年12月17日水曜日

まがいもののインテリア


インテリアについて、ふと今ってどんなことになっているんだろうと疑問に思ったきっかけは、
この前、とある講習会のときに伺った、都内のワンルーム・マンションの部屋でした。
驚いたことに、
そこには、硬質プラスチックでつくられた偽物の暖炉が壁に取り付けてあって、
暖炉の中にはいろいろな造花が飾ってありました。
これは、素敵だと思うからやっているわけですよね。
そうですよね、きっと。

私の家の近くにも、煙突があって、家の外には薪が置いてある、
暖炉があるうちがあります。
あれは暖房のための暖炉であり、私もうらやましいです。
暖炉へのあこがれはあります。
けれども、その憧れは、燃える火とか、あたたかさのものであって、
プラスチックでもいいから、その側が欲しいというものではありません。
追記:あれは暖炉じゃなくて、まきストーブですよね。で、私が欲しいのも暖炉じゃなくて、
ペレット・ストーブです。

本質ではなくて、その見た目が欲しいという、その欲望はどこからくるのでしょうか。
今日のところはわかりません。
けれども、そういう人が多いから、それが商品として売っているわけです。
本質はないけれども、見た目が似ていれば、それで満足ということかしら。
ここを乗り越えないと、その先にはいけないでしょう。
代替品ではなく、本質のない偽物で満足していたら、
それ以上の創意工夫は生まれないんだけれども。

とにかく、まだまだ地震も心配ですし、火山も噴火しそうだし、
大きな家具や、割れ物をたくさんディスプレーするのは要注意。
雑誌なんかには、雑貨やものがたくさんのお部屋が載っているけれども、
そうじゃない方向、
しかもまがいものではない方向を考えたいです。

追記:そうそう、「なんにもないブログ」は見ました。なんにもなくはない、テレビがあるよ。けれども、それが人気ということには、意味がある。日本人は、空間がぎっちり埋まっているものよりも、あいているほうが好きだよね。ルーブル美術館なんか見て回ってて、絵がぎっちり飾ってあると、空間が欲しいと思っちゃうもんね。

あと、金融はブラック・クリスマスに注意ね。きのうのはまだ序の口よ。

それから、注文していたマウスは届きました。けれども、今朝から頭痛。おしゃれブログのアップは来週の月曜日にいたします。

☆写真:帰ってきた猫に座布団2枚。

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2014年12月16日火曜日

必要なのは作り上げる方法論と技術

実はきのう、マウスを買いに行ったのですが、
急いでいたので、手前にたくさん並んでいるのの中から選んでしまい、
それはブルートゥ―スで、
うちに帰ってやってみたら、
私のパソコン、ブルートゥ―スに対応していなくて失敗。
で、まだマウスなしです。

きのうはついでにブックオフをのぞいて、
インテリア関連の本や雑誌を探しましたが、
案の定、あんまりなかったです。

ない中でもやっと2冊見つけて、合計300円で買ってきて、
うちに帰ってみましたが、なんかいまひとつぴんとこない。
このなんかぴんとこない、
その何かは何なのか、考えてみたところ、
それは「新しいもので構成されたものは参考にならない」ということでした。
つまり、新築の家に並ばれた新しい家具やインテリアとか、
インテリアのスタイリストによる、新しい商品のインテリアを見ても、
ぴんとこないということです。

新しいものというのは、お店にあるものを選んで、編集してきたもの。
そこに必要なのは編集力です。
たくさん商品がありますよ、その中からどれを選んでコーディネイトしたらいいか、
という方法。
けれども知りたいのは、
今までこういうものがある、
家のつくりや枠はこういうもの、
これをどうつくり変えたらいいか、
そして何を付け足したらいいかという方法と技術。

今、お店で売っているものを集めるという行為は、
短期間でできますが、
過去と現在があって、
それに未来を作っていくという行為は、
短時間ではできません。
もうすでに過去が10年、20年とあるわけだし、
これから先10年、20年と考えなければいけない。
インテリアの場合は特にそうで、
1度買った家具は、10年、20年と使うものです(普通は)。
だから、芝居やドラマのセットのような、そのときだけのために、
短期間で寄せ集めて作られたものは、あまり参考にならないし、
ぴんとこない。
そこには、時間軸が欠落しているから。

ファッションの場合も似たようなところがあります。
新しいものを提案するだけのデザイナーの影響力が薄れ、
編集力を持つスタイリストに注目がいくようになりました。
それが現在。
けれども、これからは、これに時間軸を足した、
作り上げる方法論と技術を持っている人のほうが重要になってくるのではないでしょうか。
時間をかけた作り方、
その結果、
未来像を、多くの人は知りたい、見たいと思っている。
そして、できるなら、その技術を身につけたいと。

世界的、かつ客観的に見たら、
日本の景気はリセッション。
つまり景気後退。
これからますます不景気になります。
そのときに必要なのは、
買ってきたものを編集する力ではなく、
作り上げる力ではないかなと、
インテリアの写真を見ながら、
きのうは考えました。

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2014年12月15日月曜日

今度はフリーダ

マウスが壊れて、
作業がすごくやりにくいので、
今日は短文で。
あとでマウス、買ってきます。

グッチのフリーダが次のコレクションで契約を終了するとアナウンスされました。
後任はまだ決まっていません。

フリーダ、よかったのに・・・・
(相変わらず、何も買っちゃあいませんが)

このところ決して悪くはないクリエイティブ・ディレクターの契約終了が次々起きています。
原因は推測することしかできませんが、
あえて言えば、世界的な不景気かもしれません。
契約更新がないデザイナーが提案するのは、
どこも若いスタイル。
もはや、若くしてこれを買える人数は非常に少ない。

けれども、アレキサンダー・ワンなんかは、バレンシアガをより一層若い感じにしちゃったんで、
理由はそれだけでもない。
イメージをどんどん変えることによって、
顧客の幅を広げようという戦略ともとれます。

そうすると、あのブランドはこんな感じという、統一したイメージはなくなります。
それがいいのか悪いのか、わかりません。
逆にシャネルやボッテガヴェネタのように、
ずっと同じクリエイティブ・ディレクターがある一定のイメージを作り続けているところもあります。

ハイブランドを買わない一般の人にはあんまり関係ないと言えばないです。
けれども、もっと大きな視点で見たならば、
少しは関係あると思います。
なぜなら、流行の源流を握っているグループが変化するわけですから、
下流にも影響が出てくるからです。
どんな影響か?
流行のとらえ方かな。
(それについては本日、おしゃれブログのほうに書くつもり)

流行の解体現象かな。
大きな利根川みたいな流れはなくなり、
小さな支流だけが点在するみたいな感じへの、
大きな時代の変更のようにもとれます。

2014年12月11日木曜日

15-16プレフォールの傾向

ここのところ、15-16年のプレフォールコレクションというものが、
次々と発表されています。
ショーとして発表するのはシャネルぐらいで、
ほかはほとんどスチール写真のみとなりますが、
これを見ていくと、
来年、再来年へと続く流れがわかります。

で、わかった1つの大きな特徴は、
さまざまなテクスチャー、
またはラフな素材感です。
簡単に言うと、つるつる、さらさらみたいな表面の生地が少なくなり、
もこもこ、もさもさ、ふわふわ、でこぼこのように、
生地のテクスチャーに特徴のあるものがより多く取り入れられています。
その結果、
ツイード、ネップツイード、モッサ、モヘア、アストラカンなどの生地、
そしてそれらの生地の上に施された刺繍やアップリケなど。
また、ニットだったら、ローゲージで複雑な編み模様が多いです。

これらが何を意味するかというと、
均一化、均質化からの脱出です。
つるっとして、どこまでも同じという生地の質感から抜けることで、
よりバラエティに富んだ、
ほかと似ていないものになろうとしています。

ウール生地や毛糸業界の皆さんは、大喜びではないでしょうか。
なぜなら2000年以降、
ウール地は似たような薄手のフラノみたいなのばっかりで、
とてもつまらなかったから。
今、振り返ると、
なぜあそこまで、
手仕事のぬくもりのない、
徹底した工業生産主義に偏っていたのか疑問ですが、
あれはやはりつまらなかった。

もこもこというのはその中の1つということで、
今後、さまざまなテクスチャーの生地で作られた服が登場します。
そして、そのさまざまなテクスチャーの素材をミックスしてコーディネイトしていくというのが、
来年、再来年へと続く大きな流れです。
今年の冬、何か買い足すとしたら、
そのことを考慮に入れると、おしゃれ感の先取りができます。

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2014年12月9日火曜日

猫帰る

きのう、お隣のいつもまるちゃんに餌をあげてくれているおばさんが、
まるちゃんを捕獲することに成功。
なんと、1年4カ月ぶりに家に帰ってきました。
(動いているんで、写真がよく撮れません)

まるちゃんの妹のみけちゃんは、
まるちゃんのこと覚えていないらしく、
威嚇しています。

で、まるちゃんですが、
きのうの夜から、外へ出せって鳴きっぱなし。
もう出しませんよ。

ちなみに、すすけているのは仕方ないとして、
小太りになって戻ってきました。
隣のおばさんが、3食あげたそうです。
あげすぎです。

動物の出たり入ったりは不思議です。
何かと連動しているのかな。
1匹いき、1匹入り。

とにかく、これで元のメンバーに戻ったので、
これからは脱走に注意して、
またみんなで楽しくやっていきましょう。

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2014年12月8日月曜日

今年はもこもこなのか

今年の夏は、はっきりした、これが今年の流行りというものはなかったと思いましたが、
今年の冬は、もこもこのベストやパーカーを着ている人が一気にふえた感じがします。
ムートンのような、シアリングのコートはたくさんコレクションで出ました。
けれども、これは高価すぎ。
だから、流行らないだろうなと踏んでいたところ、
フェイクという形でもこもこが流行り出しました。
フェイクでよろしいです。

ただ、これも、小さな子どもが着始めたら終わりなので、
よく観察していてください。
案外早く、小学生あたりが着始めそうです。
(きのうはおばあちゃんがニューバランスのスニーカーをはいていました。
ついにきた、と思いました)

それにしてもすごい円安。
120円ということは、
80円のころの1.5倍。
ということは、インポートも一気に1.5倍になるということ。
クリスマス時期のファッション誌は、
ハイブランドのバッグやジュエリーであふれていました。
今のOLさんって、
みんな、いいお給料をもらっているんですね。
だって、あれが買えるっていうことなんでしょう?

さて、そろそろセールも始まりますが、
来年に向けて、買ってもいいものは、
コートだったら、絶対にビッグシルエット。
(まだあんまり出てはないんだけど)
目安は中にローゲージのニットが着られるかどうか。
ニットから大きくなっていきますから、
コートが小さすぎると、着られません。
ローゲージのニットは、まだ市場にはたくさん出ていないし、
けっこう売れてしまっていると思うから、
セールにはたくさん出ないでしょう。
あと革のジャケットとコートはこれから流れなので、
インポート・ブランドで、
半額とかになっていたら、買っちゃってもいいかも。
だって、来年は、もうそれが1.5倍ですからね。
で、靴はエナメルです。
黒いエナメルは、買いです。
今、思いつくのはそのぐらいです。

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2014年12月7日日曜日

師走の掃除をしながら

今朝は湘南地方も氷点下です。
庭には一面の霜柱。

あんまり寒くなってから掃除をするのは大変なので、
今からちょっとずつ要らないものを捨て始めています。
きのうは本、雑誌、紙類を点検したのですが、
去年まじめにやらなかったせいか、
けっこういらない雑誌や本が出ました。
いつもたくさん持たないようにしているつもりでも、
月日がたつと、興味も変わって、いきなり何か色あせて見えます。

変わらずに持っていたいものは、案外少ないです。

服や靴、バッグで、
色あせて見えるんで捨てるというものは、ないです。
どれもぼろぼろになったか、
靴なら、痛くてはけないとか、
服なら破れたとか、
理由があって捨てるものばかり。
今年は10年以上前、パリで買ってきたエルベ・シャペリエのバッグを捨てます。
(エルベのバッグって、角から穴があくよね)

昔からそうなのだけれども、
買い物に行って、いろいろ見ていると、
ある瞬間から、
全部いらない、関係ないどうでもいいものに見えてきます。

そうすると、結局、何も買いません。
この、全部どうでもよくなる点が、
ほかの人より早く訪れるのかもしれません。
買い物に行って、何も買わないことがよくあります。
必要なものも買わないので、後で困ることになるのですが。

靴100足とか持っていたとしたら、
一足一足、磨いて、
しまって、風通しをよくしてとか、
そんなことをするのにどれぐらい時間をかかるのかしら。
考えただけでも嫌です。
人生の時間をものの面倒をみるために費やすのは嫌なので、
これからも余り増やさない、
手放すときは、ぼろくなったか、壊れたとき、
そして、ごみになるようなものは買わない、
掃除をしながら、
改めてそのことを徹底していこうと思いました。

☆写真:きのうのバラ。もう今日は凍ってるでしょうね。


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2014年12月5日金曜日

微力ながらつなげる


12月21日のワークショップは定員に達しました。
どうもありがとうございました。

コラボレーションという言葉は好きではないのですが、
どこでもできるワークショップをわざわざ農家の一室をお借りしてやるのには、
それなりの理由があります。
それはオーガニックの農業、そしてオーガニックの農作物についてもっと知ってもらいたいということ、
また実際におみやげにすることで食べてもらうためです。
別に誰かに頼まれてやっているわけではありません。
自分でいいと思うから、
そして、これからの世界に必要だと思うからです。

そのほかにも、友だちでも、クライアントさんでも、
いいと思ったら、紹介して、コラボレーションという形でやるつもりです。
なかなか自分で場を作るのは大変だし、
何かのきっかけがあったら、次へ進むのであれば、
そのために場を用意するのもいいことだと思っています。

ただし、
誰かとコラボレーションすると、
募集をかけても、全然、人が集まらないので、
私が知り合いを呼んだり、予定を変更したりと、
結構大変です。
とりあえず、赤字にならないようにというラインはありますが、
赤字になってまでやるつもりはありません。

そういうふうに、人と人とをつなげて、
横に広げていく、
お互い近くには住んでいないけれども、
上下関係ではなくて、
フラットな横に広がる関係でつながっていくということが、
これからは必要だし、重要だと思います。
思えば、日本社会って、
ずっと縦組織。
学校も会社も、部活も習いごとも、
上と下ばっかり。
そうではなくて、対等で、横に広がっていくネットワークの構築。
それをやっていくうちに、
新しい出会いがあって、
新しいことが生まれるかもしれません。
でもあくまでフラットで。
(自分だけが儲かるシステムで、手伝ってもらう人には最低賃金しか払わないみたいな、
そういのではなくて)

というわけで、来年はどんなことをやるか考え中。
幸いに、まだまだいろいろ知っていることがあるので、
ちょっとずつですが、続けられそうです。
それに、あの場所はやっぱりすごくいい。
窓の外には農園が広がり、
豚やおひつじがのんびり草を食んでいる。
そんなところに集まれるというのは、
本当に喜びです。

☆写真:もうスイセンが咲きました。

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2014年12月4日木曜日

シャネルのパリ―ザルツブルク・コレクションが素晴らしい

来年のプレ秋冬コレクションに当たる、
シャネルのパリ―ザルツブルク・コレクションが素晴らしいです。
Vogueに掲載されたキャットウォークのスタイルはこちら。
http://www.vogue.co.uk/fashion/autumn-winter-2015/ready-to-wear/chanel-pre
(あとでヴィデオも公開されるでしょう)

もちろん、ほとんどの人が買えるようなものではございません。
けれども、一点一点、よく見てください。
次のシーズンのヒントがいっぱい。

まず、ニット。
ローゲージで縄編み、ポップコーン編み、たくさん出てきます。
途中に出てくる、真っ白の縄編みのニットドレスは象徴的。
多くの人が次は欲しいなと思う形です。

次、フォークロアと手仕事。
アップリケ、刺繍など、先シーズンから続く傾向がここにも見てとれます。
フォークロアなので、どこか素朴な感じ。
素朴と洗練のあいだの落とし込みです。

そして、さまざまなモチーフ。
蝶々、エーデルワイス、鳥、星、
奇しくも、自分のシンボルになるものを探すということを書いたばかりですが、
こうやっていろいろなモチーフが提案されている中から、
自分が集めているものを買えばよい。
(買えないですが)

最後、靴だけ違う色。
ここでも出てきました。
足元だけピンクや緑の靴をはいているコーディネイトが印象的です。
これはぜひ挑戦したいスタイル。
けれど、いきなり高い靴をピンクやら黄色やら買うのは難しいので、
スニーカーやバレエシューズで取り入れるのがお勧め。

そのほかにもいろいろあります。
ニーハイブーツにショートパンツとか、
ドレスの一部だけシースルーとか。
また全体的に素材感がラフというか、豊富、バラエティがあるという感じ。
ツイード、エナメル、スエードの組み合わせとか。

こういうことがわかったならば、
これを自分の次のお買いもの計画の参考にします。
別にシャネルは買えなくても、
いくらでも取り入れることはできます。
今ではなくて、ほんのちょっと先を見て買い物することで、
すぐ飽きない、ある程度の長さ、着られるものをそろえることができるようになります。

いつも思いますが、
シャネルというのはチームが素晴らしいのでしょう。
ばしっとおさえてくるところは、いつも感心します。
手の届かない存在だとしても、
追っていくことは楽しいし、結果的に役に立ちます。

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2014年12月3日水曜日

バブルの恩恵

80年代のバブルの時代、
日本がお金持ちになって、
20代の人までが、ブランド品をこぞって買った時代。
(私が働き始めたころは、もうバブル崩壊したので、関係ないです)

今、さんざんそのころの悪口が言われていますが、
ことファッションとか、洋服という意味においては、
あれは通ってよかった道なのかなと思います。
なぜなら、あの時代、日本のファッションのレベルが飛躍的に上がったからです。

最近では、地震が起こるまでの数年、円高の時代があって、
そのときも多くの人が、「洋服」のほんものに触れることができるようになりました。
あれがもうちょっと続いたら、
次なるジャンプがあったかもしれません。
しかし、今みたいに不景気では、
服はとにかく安くなるだけで、デザインもパターンも二の次になっていきます。
ファストファッションだけの世の中では、
ファッションは発展しません。

このあいだ、ブンカの話をしていて、
そういえば、ブンカから有名デザイナーが出なくなって、
もう随分たつものだなと思いました。
(アンダーカバーの高橋さんが最後かと・・・)
まあ、ブンカだけではなくて、
それ以降、中間の位置づけの人がぼちぼちいるだけで、
有名なデザイナーは生まれていません。

不景気だと、まず何をカットするかというと、
文化的な支出でしょう。
アート、絵画、コンサート、本、花、まずそこをやめるでしょう。
特に今の20代の就労環境はひどいですから、
いろいろ勉強する世代がそこに届かないというのは、
本当に気の毒です。
この円安では、海外旅行にも簡単には行けません。
(ただし、円安は今後、解消されるだろうという意見もあります)

私も20代のときは、
常に何枚かのコンテンポラリーダンスやら芝居、ライブのチケットがお財布に入っていたし、
毎月、何かしらの美術展には行っていました。
あのときは、好きでやっていただけだけれども、
今となっては、本当に見ておいて、聞いておいてよかったと思います。

今は難しいですが、特に若い人は、
何とか機会を作って、
本物に接する努力をしたらいいと思います。
それは、後になって、真の意味で役立ちます。
 
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2014年12月2日火曜日

オーガニックと感覚

都会というのは、ある程度、感覚を鈍くすることで成り立っているのだと思います。
微細なエネルギーに敏感になっていたら、
やられっぱなしでやっていられません。

感覚というのは五感と、五感をこえるもの、両方ですが、
案外、味覚も弱まっていないでしょうか。

実は都会に出て、
ここ、おいしいからと言われて連れていってもらうところが、
いつも全然おいしくないのです。
もちろん、トップレベルのところはそれなりだと思いますが、
そうではなくって、この街でとか、
このエリアでそこそこのというところ、
貧弱な食べ物という感じがします。

菅原文太さんがお亡くなりになりました。
菅原さんはオーガニックの農業を推進するための活動をしていたそうです。
日本のオーガニック農産物の割合はわずか1パーセント。

これは私も日ごろから感じていることですが、
オーガニックの野菜や果物に関心がある人は、
案外、都会には少ないです。
熱心に語っているのは、
いつも郊外、または地方にお住まいの方々です。

都会の人たちがオーガニックを求めなければ、
農家もそれを作らず、
けれども、都会の人たちの味覚は、
オーガニックの繊細さを欲してはいない。

ヨーロッパには、魅力的な田舎町が点在していますが、
日本は都会に対抗し得るほどの魅力を持った田舎町が少ないです。
オーガニックな食べ物にあふれた田舎の魅力を都会の人も味わったなら、
もう少しましになるとは思うのですけれども、
今の日本はそんな方向には進んでいません。

オーガニックなものを食べると、小食になります。
量が必要ないからです。
得られる満足感が大きいので、
たくさん要らなくなります。
ダイエットとか、考える必要は、なくなります。

ちなみに、菅原文太さんの映画、見たことがありませんが、
11月の沖縄での演説は見ました。
かっこよかったです。
興味のある方はネットで検索してみてください。
テレビでは決してやらないでしょうね。


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2014年12月1日月曜日

都会には都会の服が

リラックスと緊張、日本語だったら、緊張と弛緩。
アングルの絵のようでもあり、
交感神経と副交感神経の関係。
同時に、都会と田舎(郊外)の関係です。

カジュアル化というのは、
いわば弛緩化。
もうこれ以上、緊張できないということ。
都会は極度の緊張を要求し、
それは限界に達しました。

服装に、
人間の集合的無意識が反映されるとするならば、
緊張感漂うスーツにスニーカーをあわせるということは、
極度の緊張の崩壊にも見えます。

テイラードジャケットのボトムに、
ドローストリングスのパンツ。
タイトスカートにスニーカーもそう。
もう都会は緊張の度合いをこえていて、
今にも壊れそうです。
そのバランスをとるために、
服にリラックス、カジュアル要素を取り入れるようになった。

江ノ島へ行くときのようなスタイルで、
新宿へ出てしまったら、
防御しなさ過ぎて、
よれよれになってしまいました。
見えない銃弾が飛び交うエリアなのを、
すっかり忘れていました。

見えない銃弾をよけるために、
トレンチコートが必要です。
だから、軍服はすたれないのね。
サラリーマンがトレンチコートをよく着るのも、理解できる。

次の日、再び新宿へ。
今度は、カーキ色のバーバリーのステンカラーのコートに、
ニーハイブーツ、帽子をかぶって完全防備。
これで大丈夫でした。

都会には都会用の服がいる。
それは確かです。
自分の身を守る、防御用の服が必要です。

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2014年11月30日日曜日

そろそろピーク

久々に都会へ向かって電車に乗りましたが、
1車両について、
10人ぐらいニューバランスのスニーカーの人がいたでしょうか。
何回か書きましたが、
これがお年寄りと子どもまではくようになったら、
そろそろピークは終わり、下り坂です。
では次は何かって、
それはわからないです。

最近、流行の広がるスピードが早くなりました。
いいことか悪いことかわかりませんが、
子どもからお年寄りまで同じようなものを着ます。
そんな時代は、今までなかったのではないでしょうか。

そんなことを観察しつつ、
きのうは、
「鶴の恩返し」や「浦島太郎」について考えていました。
エゴと欲望に負けた者の結末は、
いつも、
すべてを失う。
失った後で気づいてもそれでは遅すぎる。
エゴと欲望に負けなかったら、
その後の人生はどんなだったのか。
物語が繰り返し忠告する、
このテーマ。
謎の答えはここかもなと思いました。
ちなみにスニーカーとは何の関係もありません。


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2014年11月29日土曜日

アンクルソックス

British Vogueで冬のアンクルソックスの提案について書いています。ここ

これって、80年代半ば、
日本のデザイナーたちが「黒い衝撃」としてパリコレクションに出たころから、
90年代終わりごろまで、ずっと続いていた足元です。
黒い靴に黒いソックス。
これ、20代のころ、さんざんやりました。

あのころは足元はほとんど真っ黒だった。
黒いフラットシューズ、黒のブーツ、黒のサンダル、
それに黒いタイツか黒いソックス。
で、バッグも黒。
ああ、なんて簡単だったんだ!

ちょうどブンカにいたころ、
日本人デザイナーのパリコレ等での活躍がピーク、またはピークを過ぎたころだったので、
黒靴、黒ソックスの足元はとても多かったです。
そのかわり、スニーカーはほとんどいませんでした。
(私はアディダスの黒と白のスニーカーを買って、黒いソックス、
ワイズのハイウエストのスカートに、白い長そでカットソーや、
黒タンクトップをあわせて、学校へ行っていましたね。

とにかく色のついた足元について考えなくてよかったので、
楽でした。

あの時代、黒が大流行りだったんで、
何かと楽だったんです。
色の組み合わせは本当に大変。
とにかく足元にいろいろな色を持ってくるのは難しいです。


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2014年11月26日水曜日

主役の設定でワードローブを考える

菊池京子さんと、雅姫さんの、それぞれ私服のコーディネイト・ブックを買って読みました。
菊池さんは、やはり今、もっとも信頼できるスタイリストなので、
文句なしのコーディネイト。
これはほとんどの人の参考になります。

で、雅姫さん。
なんで買ったかというと、アマゾンのレビューがひどいから。
あんまりにもみんなが悪口を書いているんで、
何をそんなにと思って、買いました。
悪口の多くは、要するに、ハイブランドのバッグや靴を持っているじゃないかというもの。

中を見たら、雅姫さんも、全然、悪くない。
この人の自分のおしゃれポリシーもしっかりしているし、
真っ黒のコーディネイトがないところなど、
実は高度なテクニックを駆使したコーディネイトを公開しています。
で、問題のハイブランドなのですが、
これぐらい普通ではないですか?
だって、40歳を過ぎていて、
自分でブランドをやっていて、たぶん、経営もしているのでしょう?
銀行に行って、お金を借りたり、
不動産屋さんへ行って、物件を借りたりするお方なんですから、
普通でしょう?
社長か、取締役か、どちらかですよ。
これぐらいじゃないと、お金、貸してもらえないでしょう?
というのが私の印象です。

菊池さんの本のレビューにも、
カジュアル過ぎて参考にならないとか、難癖つけていた方がいましたが、
これは、
都会で暮らす売れっ子スタイリストの1年のワードローブなんです。
普通の会社員のスタイルではないのですから、
自分に置き変えようというほうが無理な話です。

これを映画やドラマの主役と考えたらわかりやすいです。

・まさき(4○歳)
自分のブランドを持つアパレル会社の経営者でありデザイナー。
東京都の自由が丘のショップと会社に通う毎日。
都内の一軒家に夫、子ども1人、ペットの犬たちと暮らす。

・きょうこ(年齢非公開)
売れっ子スタイリスト。
東京都内のマンションに一人暮らし。
展示会、ショールーム、出版社を回る日々。
年に数回、ミラノ出張。

こういう設定で、1年のワードローブを考えた結果ですから、
これが、
・はるか(30歳)
川崎のIT企業で一般事務を担当する派遣社員。
登戸のワンルームマンションに一人暮らし。
趣味は野球観戦。
や、
・かなえ(37歳)
金沢市役所に勤める公務員。
実家の家族と暮らしている。
軽自動車で1週間に1度、ショッピングモールへ行くのが楽しみ、
な人、
その他、とにかく違うキャラクターと、
同じワードローブなわけがないでしょう。
だから、この手の本はそのまま真似するためではなくて、
参考文献です。

体型とか身長とか、
髪形とかメイクとか、
そこばかり見ていると、大きな間違いをおかします。
霞が関の官公庁に行くのがお仕事なのに、
カラー診断で、まるで「チチカカ」で売っているような、
南米の民族衣装のような色合いを選んでもらったところで、
それでは使えないでしょう。
逆に、湘南の海の近くでフリーで働いているのに、
黒が似合うから黒を着ろと言われても、それもおかしいでしょう。

ライフスタイル、住んでいる地域、職業など、
すべて含めてワードローブは決まります。
一部分だけで考えると、
それはおかしなものになります。

追伸:余談ですが、雅姫さん、生年月日を公開しているんでホロスコープ作ってみました。
天秤座の金星が天秤座の冥王星とコンジャンクション。典型的な天秤金星のおしゃれタイプ。おしゃれだし、強いこだわり(冥王星)があるのは当たり前です。

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2014年11月25日火曜日

靴だけ違う色

靴だけ違う色を持ってくるというのは、
プラダや、いまだったらニコラス・ゲスキエールのルイ・ヴィトンがやっている方法ですが、
これはかなりおしゃれに見えます。しかし、難易度は高いです。
簡単なのは、黒い靴、黒いバッグ、黒い服なんていうもので、
これはそれこそ90年代まで大流行していたスタイル。
最近は、そこから抜けるための方法をいろいろなデザイナーが提案しています。

靴のデザイナーやブランドは、
黒い靴ばかり作っているわけにはいかないので、
いろいろな色の靴を提案していますが、
これをあわせるのも、また難しい。
そして、夏よりも、冬のほうが、その難易度は上がります。
なぜなら、冬は黒いタイツをはくことが多いからです。

解決方法は、これといってなくて、
とにかくあわせてみるしかないです。

私もここ数年、
なるべく黒い靴を買わないようにしていて、
そのかわり、緑のブーツやパンプスを買ったりしていました。
けれども、緑の靴は、やはり黒のようにとりあえず何にでもあわせるというわけにいかないので、
今、どつぼにはまっていて、
シンプルワードローブで黒を外すというのは無理かも、
やっぱり黒いブーツ、買ったほうがいいかな、
というところにいます。
特に、たくさん靴を保持しているわけではないので、難易度がアップしてしまいました。

ちょっと古い話になりますが、
「セックス・アンド・ザ・シティ」で、
キャリーは靴好きという設定です。
コーディネイトを注意深く見ていくと、
黒い靴をあわせている回はすごく少ないです。
(マノロのメリージェーンが黒だったのは覚えているけど、
あとは記憶にない。なくもないと思いますが)
おしゃれ上級者は、黒以外の靴を積極的に取り入れていきますが、
やはりこれは高等テクニックです。

☆シャネルのショートフィルムの題名が「輪廻」だわ。あははー。見るべし。


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2014年11月24日月曜日

人から好かれる人はどういう人かという質問


きのう、人から好かれる人はどういう人かという質問を受けました。
以下は、今までセッションを通して、私の観察でわかったことです。

単純に、みんなに好かれる人というのは、男、女に関係なく、
楽しい、
うれしい、
すごくいい、
おいしい、
ありがとう、
ごめんなさいが、自然と口から出て、
かつ、会話のキャッチボールが普通にできる人。
好かれない人というのは、これをやっていない人です。

会話のキャッチボールが普通にできていない人というのは、
質問に対して、その質問に対する答えをしない人です。
どういうことかというと、
「何か質問ありますか」という問いに対して、
「私は今、忙しいんです」というような答えをする人。
ありますかという問いには、まず、ありません、ありますという返事が必要なのですが、
そういう答えをしない人がいます。
(有名どころでは、某国の首相)
「忙しいんです」という答えでは、
あるのか、ないのかわかりませんし、
もし、忙しいからないんだ、それを察してくれと言うのでしたら、
それはかなり傲慢で不遜な感じがします。
人は、こういうやりとりが続くと、
この傲慢で不遜な感じが嫌になり、
その人に話しかけるのをやめるようになります。
そんな人は当然のことながら、人からは好かれません。
なるべく話したくない相手になっていきます。
もちろん、これにプラス眉間のしわと、への字の口が加われば、
パーフェクト。
こういう人は、他人に対して、
私に近寄らないでくれというメッセージを送っていますから、
そのとおりになります。

人間関係が広がるも、広がらないも、
ただそれだけです。
もちろんそれを深めていくためには、信頼や思いやりが必要になりますが、
まず最初の突破口はここです。

容姿やファッションやお化粧がよくてちやほやされるのは、せいぜい30歳ぐらいまで。
その後は、これができるかどうかです。
というわけで、
人から好かれるためにはどうしたらいいかという答えは、
かなり簡単です。
あと、プラスすれば、人をほめることができる人。
これができれば、問題ないと思います。

☆写真:きのうのワークショップでふるうつらんど井上さんに作ってもらった果物、野菜セット。
青いレモン、おいしそう。

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2014年11月23日日曜日

現実と理想のギャップ

太陽が射手座サインに入りました。
射手座は高い理想を示します。
普通の理想ではありません、
自分から最も遠い理想。
そこから、哲学や外国というキーワードも射手座サインが担当することになります。

さて、射手座の理想はとても高いです。
そのため、どこかの時点で現実とのギャップを生みます。
射手座の守護星は木星なので、
射手座サインは楽天的であるのですが、
理想と現実のギャップにふと気づくと、
落ち込みます。
その落ち込みは、理想が高い分だけ、深いです。
うつになりやすいのも、月やアセンダントが射手座の方々です。

実現可能な夢や、今の生活よりほんの少し高い理想なら、
それほど落ち込むこともないでしょう。
だけれども、余りに遠すぎると、
それは葛藤になります。
永遠に達成されない理想です。

おととい、久々にファッション・レッスン用のファッション誌を買ったのですが、
買うたびに、この現実と理想のギャップについて考えます。
紹介されているバッグはどれも10万、20万、30万。
ジュエリーや時計は100万を超えるものです。
30代向けと思われるこの雑誌のようなものを買える人たちが、
今の日本にどれだけいるのでしょう?

昔、高校生のころ、アンアンやオリーブを買って読んでいるときは、
こんな絶望感は感じなかったけれどな。
写真としては見るべきものはほとんどないのに、
普通のOLみたいな格好のモデルが高価なバッグを持って、
高価な時計をしている姿がたくさん載っている雑誌は、
見ていると気が滅入ります。
だったら、VOGUEでも買って、
スティーブン・マイゼルの写真を見ていたほうがずっといいです。

そういえば私はこういったOLの皆さんが見る雑誌って、
これまでほとんど買わなかった。
そのことが案外、雑誌を見ても心安らかでいられた理由かもしれません。

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2014年11月21日金曜日

マーサ的手法、その影響

マーサ・スチュアートのように、
自分のライフスタイルそのものを売りにする手法ですが、
これは結構、影響をそれを見る人たちに与えます。

マーサもそうですが、
イメージとしては、結婚していて、子どももいてという設定になっています。
(設定ではなくて、事実もそうでしょう)
しかし、そこでは夫の陰は非常に薄いです。
ライフスタイルを紹介しているにもかかわらず、
夫は全く出てこないか、ごくたまに、しかもお飾りのようにしか登場しません。

たとえば、「デザイナー」であるメインのキャラクターは、
フルタイムで働くとともに、完璧な主婦でもあります。
朝食や子どものお弁当の写真を披露し、
インテリアを整え、庭仕事もします。
(大体、掃除や洗濯の場面はなし)
子どもとお出かけし、動物の面倒をみる。
きれいに片付いたリビングやキッチン、
毎日のおいしそうな朝食、それをあたかも1人でやっているかのように演出します。
そこには、掃除や洗濯をする夫の姿も、
食事の用意をする夫の姿もありません。
フルタイムで働き、家事全般まで担当する「妻」の姿があります。

これは、ジェンダーの役割分担の固定化といって、
ジェンダーフリーの観点からも、フェミニストの観点からも批判が出る形です。
マーサモデルは、妻がフルタイムで働き、かつほとんどすべての家事分担を担当するように見せかけます。
(実際は違うと思います。夫がやっていないとしても、誰かに頼んでいるはず)
そして、見る人は、それを幸せで豊かなライフスタイルであると思いこみ、
あるべき姿としてとらえます。

実際に、日本の結婚している女性の家事に割く時間は欧米に比べ何倍も長く、
睡眠時間はどこよりも短いです。

ここまではジェンダー論や、社会学的な考察ですが、
ここからは、この思い込みや刷り込みがもたらす個々への影響です。

マーケッティングのほとんどが、実際に手に入らない、または手に入りがたい姿の提示です。
ファッションにおいて、その最たるものが「憧れのパリジェンヌ」。
そんなもの、何年かかっても、絶対になれません。
この、ほとんど届かないものへの憧憬と、自分の現実とのギャップが葛藤を生み出します。
その葛藤は、無意識下に日々、少しずつ堆積し、
あるとき意外な形で噴出します。
それは、仕事での失敗や人間関係の破綻かもしれませんし、
アトピーや食べ過ぎのような身体症状かもしれません。
(軽い症状の人は、アマゾンのコメント欄に怒りを表出させたりしています)

こういった社会が日々与え続ける刷り込みの影響を受ければ受けるほど、
何かしらの不具合としてあらわれ、
人生がうまく機能しなくなります。
そんなことが?というような些細なことが原因です。

ほとんどの女性にとって、フルタイムで働いて、ひとりで家事を完璧にこなすなど、
無理なことです。
そういう姿を見せつけられたら、それとは距離を置いて自分のことを考えることが重要です。
なぜならそれは演出ですから。
きれいなセットのテレビドラマと、何ら変わりはありません。

距離を置いて、自分を守ることが必要です。
そうしないと、自分が壊れてしまいます。

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2014年11月18日火曜日

マーサ的な手法

自分のライフスタイル、つまり自分の家や部屋などのプライベートな部分を公開することで、
それを商売に結びつけようとして大成功したのは、
マーサ・スチュアートあたりが最初だと思います。
日本では栗原はるみさんが、いち早くこの手法を真似しました。
(もしかしてほかにいるのかもしれないけれど、今思いつかない)
私も20年ぐらい前、マーサ・スチュアートの庭の本やタルトの洋書を買いましたし、
まだとってあります。

そこでマーサ・スチュアートは料理もインテリアも庭仕事もできる、
あたかも完璧な主婦に見えるけれども、
当然のことながら、そこにはちゃんと実働隊のスタッフがいて、
決してマーサが1人でやっているわけではないということは、
ちょっと考えてみればわかります。

この20年前にマーサ・スチュアートが始めた手法が、
今の日本のアパレル業界にも広がっていて、
自分のライフスタイル、そして自分自身をモデルとして服を売るやり方が、
多く見られるようになりました。
「デザイナー」という立場の人たちが、
自分自身モデルをやり、ライフスタイルを公開し、
時には子育て、料理、インテリア、庭、旅行、趣味まで、
広範囲にわたって本やネットを通して見せていく。
けれども、これは結構きついと思います。

アイデアはスタッフがいろいろ出してくれたとしても、
やっているのは生身の人間ひとりですから、
肉体的にも精神的にも疲れると思いますし、
家の中や家族まで公開してしまったら、逃げるところがない。
しかも、公開すればするほど、
それを受け取る側の要求はエスカレートして、
もっと知りたい、教えろと言ってくる。
だんだん見せてくれるのが当たり前になってしまって、
それ以上がなくなると、けなしたり、怒りだしたりする人まで出てきます。

はっきりとはわからないけれど、たぶん、
いくらプライベートを公開したところで、
あるレベル以上の売上には結びついていないでしょう。
たとえば、ネットで無料で公開していたら、
見る人たちは、それが無料ということに慣れ切ってしまって、
そこに発表してあったり、書かれているものは、
決して「無料」のところから発生したものではないのに、
それを理解することができず、
自分はお金を払ってもいないのに、不満に感じるようになるから。

これは私もわかるけれども、
ネットを見て実際に動くのはアクセス数の1パーセント。
1万アクセスで100人。
そんなものです。

きのうも、そうやってプライベートを公開しながら服を売っているある方の日記を見たのですが、
ここまでやるのはきついだろうと、同情しました。
そして同時に、
そうしないともはや服が売れない日本のアパレル業界も、
くるところまできたものだと思いました。
ただ、完全なリセッション(景気後退)段階に入った日本では、
まだこのやり方は続くのでしょうね。

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残席ありです。皆様のお越しをお待ちしております。金曜日の朝9時締切です。












2014年11月17日月曜日

ニットの季節到来

もうすでにニットは着ていますが、
今やっと、ニットの季節が到来したと実感しています。
もちろん、時期としても今からなのですが、
流行としてもやはり今やっときた感じ。

思えば、2000年頃からずっと、
ハイゲージのニットが主流になり、
編地はどれもフラットで、
模様もなく、
まるでTシャツのニットバージョンのようなものばかり出現していました。
これではなかなかデザインが育たないし、
出てきません。

この間、ニットデザイナーや編み物作家は実に不遇だったと思います。
手芸屋さんの毛糸コーナーも大幅に縮小されたし、
編み物関連の本もぐっと少なくなっていました。

ニットのよさは、ハイゲージからローゲージと、
幅広い表現であり、
柄、色、形の豊富さだと思います。
14年近く封印されてた、
これら主に柄が、やっと戻ってきました。

特に今年は縄編みのニットがたくさん出てきました。
まだミドルゲージのものが多いですが、
ローゲージのほうがおしゃれな感じがします。

いきなりニットがローゲージ、
つまり太い糸のものに変わることができないのは、
たぶん、コートとの関係。
まだみんなが持っているコートは、
中に薄いニットぐらいしか着られないものでしょう。
ローゲージのニットを着るには、
ビッグシルエットのコート、
もしくはマントみたいなものでないとだめ。
この2つは連動しています。
だから、ビッグシルエットのコートが普及すればするほど、
ローゲージニットも復活です。

今、二十歳ぐらいの方は、
もしかすると、小さいころから、
縄編みやフェアアイル柄などのニットを着たことがないかもしれません。
とすれば、
ここからが本当のニットの世界ですから、
ぜひとも柄や模様を楽しんで。
また、もう若くはない皆様も、
昔と違って、今の太い毛糸は軽くなりましたから、
昔ほど肩がこることはありません。
昔は1キロごえのセーターもたくさんありましたが、
今はもっとずっと軽いです。
これからニットを買おうと思っている場合は、
とにかくローゲージで、縄編みなどの柄が入っているものがお勧めです。
今、そして、これからの気分はこれになります。

☆写真:去年から着ている私のモモンガニット。
パターンは長方形に袖が2つついた感じでとても簡単。
編み物が得意な人なら、編めると思います。
リンゴはシナノスイート。おいしい。

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2014年11月16日日曜日

葉っぱの香り


うちの庭にシダレカツラという、カツラだけれどもしだれているという木があります。
このシダレカツラのおおもとは、
東北のどこかのお寺の突然変異でしだれた1本のカツラで、
そこからふえていった中の1本です。
私はシダレカツラの木を、
近所の集合住宅の庭で見て、
カツラといだけでなく、しだれているのがなんて素敵なのと思い、
庭に1本植えました。
ただし、大きくならないように気をつけて、
てっぺんは常に剪定します。

で、そのシダレカツラなのですが、というか、たぶんカツラ全体がそうだと思うのですが、
今の時期、少し紅葉して、落ちるようになると、
葉が香ってきます。
よくカツラの説明に、紅葉の時期にいいにおいがすると書いてあるのですが、
今まではそれを一度も感じたことがなく、
何のことを言っているのかわかりませんでした。
けれども、先日、カツラの下の草取りをしていたら、
確かにいいにおいがしてくるのです。

何と表現したらいいのでしょう。
キャラメルティーみたいな、甘く、
だけれども、どこかスパイシーで、
しかもお菓子みたいで、おいしそうな香り。
それがシダレカツラの近くに漂います。

先日、ふと、
最近、電車や街で、香水の香りを感じることが少なくなったなと気づきました。
みんな、香水をつけていないのだと思います。
しかし、香りが生活の中になくなったかといえば、そうではなく、
アロマや自然な素材で作られたお香などは、
多くの人が取り入れていると思います。
香水のように化学的なものが入っていない、
自然の香りは日常生活の中にかなり浸透したのではないでしょうか。

化学的な物質が入った強い香りの香水や、
シャンプーや洗剤の香りがない世界では、
自然界の香りが引き立ちます。
街へ出かけていた日、
自分の庭に入った瞬間の、
カモミールやバラの香り、
キンモクセイやクチナシの香り、
そして、カツラの葉のキャラメルのようなにおい、
そこにいるときにしか香らない、
そして長い時間は続かず、
その痕跡を残さない、
けれども記憶される香り。

都会に身を置く時間が短くなればなるほどに、
そんな香りのほうが好きになっていきます。

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2014年11月15日土曜日

動く姿は映画から学ぶものだが

 

いくら平面の雑誌を何度ながめても、
動きはわかりません。
「洋服を着たときの動き方」を学ぶなら、
映画、またはドラマを見るのが一番です。

しかし、2000年以降、
衣装で突出してよかった映画がないような気がします。
(「グレート・キャツビー」とか、細かくはありますが)
衣装がよいのは、古い映画のほうが断然多い。
あまりにカジュアルだと衣装はどうでもよくなるし、
かといって、歴史物やSFだと関係ないし、ということなのでしょう。
(「セックス・アンド・ザ・シティ」は映画より、
テレビドラマのシリーズのほうが衣装はいいです。
フリーで働く人、主婦、キャリアウーマン、自由人(?)みたいな位置づけで、
キャラクターが衣装で表現されています)

私が学生のときは、まだビデオはそんなに売っていませんでしたし、
名画座が健在で、どこかしらで古い映画を上映していましたから、
そんな名画座を回ったものです。
そこで、日曜日の昼間から、
ヴィスコンティ2本立て、ベルトルッチ2本立て、ブニュエル2本立てなんていうのを見まくっていました。
イタリアに旅行にいったとき、トスカーナのアグリツーリズモの農家の宿で、
気を利かせて、好きな映画監督はベルトルッチとヴィスコンティと言ったら、
あなた、インテリねと言われました。

これらのほとんどは60年代や70年代の映画なのですが、
ここら辺の映画は衣装がしっかりしていますし、
現在の流行の、カジュアル以外の部分は、ここら辺に源流が見てとれます。
ドレス、コート、ジャケットの着こなし、
それに対する帽子、バッグ、靴、アクセサリーのあわせ方の基本は、
すべてここにあります。

これらの映画は衣装だけでも見どころ満載ですが、
映画としても完成度の高いものばかりです。
何度もの鑑賞に耐えられます。
それはまだ、映画が消費されるものとして扱われる前の時代のものです。
映画は消費されるものではなく、
繰り返し見ることができる、耐久財でした。

久々にまた見たいと思ったのは、
この写真のポスターの映画。
日本題は「暗殺の森」。
ドミニク・サンダのミルクのような肌にはえるドレス姿が、
目に焼きつきます。
その他、1930年代、アール・デコの時代の装いは、
帽子のかぶり方、ストールのまき方に至るまで、
ヒントがたくさんあります。
もちろん、ビットリオ・ストラーロの感情とともに流れるようなカメラワークも美の極みです。

原題は「Il Conformista」。
英語では、The conformistです。
当時、この原題まで思い至りませんでしたが、
この映画は、まさに今見るべき映画ではないでしょうか。

ファシスト体制の順応者である主人公は、
最後のシーンで、仲間のことをファシスト呼ばわりして、
自分は逃げようとします。
自分がやってきたことは棚に上げて。
ジャン・ルイ・トラティニアンが、どんなに格好良くても、
どんなにそれらしいことを言ったとしても、
こういうやつは、最後は裏切り、無責任に逃げていくのだと、
ベルトルッチは教えてくれます。
(子どものころにかけられた「呪い」で人生がめちゃくちゃになった人の話という解釈も、ある)

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2014年11月14日金曜日

安い服の理由

冬用の、ウールが混ざった分厚い靴下を買いに、
「しまむら」へ行きました。
私は去年まで、このウールが入った分厚い靴下というものを買ったことがなくて、
去年初めてはいてみて、なんてあったかいのと感動し、
今年も買いたかったのですが、
(去年のはかかとが全部破れた)
私がいつも行くオダキューOXには、ちょっとしか売っていないのです。
ならば、歩いていける範囲にある「しまむら」にはきっとたくさんあるに違いないと思い、
散歩がてら、行ってみました。

案の定、分厚いウール混の靴下はたくさん売っていましたので、
アンゴラ混の分厚いソックスを購入。
ついでに、無地の紺色とグレーのソックスも欲しかったのですが、
ぐるっと見て回っても、無地のソックスがありません。
全部柄物。なぜ無地がないの?
仕方がないので、無地はあきらめ、
どんなものが売っているのか、売り場を回ってみました。

いろいろなものが安く売っていますが、
この安さの理由は何なのか、
素材をさわってみては、
製品タグのチェックをしてわかったのは、
とにかくポリエステルとアクリルが多いということ。
かわいい下着はポリエステル100パーセント、
一見ウールのようなジャケットもポリエステル100パーセント、
ティーンエイジャー向けのトレーナーも、
ポリエステル70に綿30みたいな割合。
ニットはもちろんアクリルです。
とにかく天然素材率が低い。
ポリエステルやアクリルというのは石油由来の繊維ですから、
原価が安いのです。
何かしらの機能性がある、ブランド素材でない限り、
ポリエステルは安いです。
国内生産でないのは、もう当たり前ですから、
工賃はそんなに変わらないとして、
あとは素材。
その素材をポリエステルやアクリルにすることで、
売値を安くしています。

ポリエステルは丈夫ですし、雨風を通さなかったりもするので、
ウィンドブレーカーなんかには最適なんですけれど、
全部ポリエステルっていうのも、身体にはあんまりよくないですね。

とにかく、生地の中ではポリエステルやアクリルのように、
石油由来のものが一番安いです。
ポリエステルやアクリルが使われていたら、
原価は安いなと、見ていいです。

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2014年11月13日木曜日

瞬間的に選んだスタイル

ファッション・レッスンのときに、まず最初に、
どういうスタイルになりたいか聞きます。
そのときは主に言葉で説明することになります。
で、前半部分の最後に、マップ(ボードともいう)を作ってもらい、
そのときは、あまり考えないで、瞬間的にこれがいいと思ったスタイルの写真を切ってもらいます。
そして後半部分で、実際にどんなワードローブなのかをチェックします。

言葉で説明したもの、
瞬間的に選んだスタイル、
実際に持っている服、
ほとんどの場合、この3つはばらばらです。
ばらばらなので、葛藤がおきます。

一番その人が望むスタイルは、
あまり考えずにいいなというものを選んだ写真に見られるスタイルです。
それはさっき言っていたこととも、
自分が既に持っているものとも違います。
だから、選んだスタイルにするにはどうすればいいか、
アドバイスをしていきます。

これは仕事や結婚、その他の人生についても同じではないでしょうか。
左脳でいいと思っているもの、
右脳が判断したいいと感じるもの、
そしてその結果としての現実。
これがずれていればずれているほど、
人生の満足度は低くなります。

右脳は無意識層にあるものを拾ってくる役目をします。
多くの人が、自分の無意識層にあるものを恐れて、
それを遠ざけようとします。
けれども、無意識というものは、強大な力を持っているので、
遠ざけ、無視すればするほど、
その反動も大きくなります。
病気を作るのはお手のものですし、
人間関係の破壊も得意です。
そして、いろいろ破壊された後に、
やっと人はそれを修正、変更するに至ります。

無意識にあるものと、
意識にあるものが一致すれば一致するほど、
ストレスはなくなり、人間関係は改善され、
人生の流れはよくなります。

あまりよく考えないで選んだスタイルの写真と、
自分のワードローブが一致してきたならば、
人生もまた、よくなってきているはずです。
それは意識と無意識が、現実という点において、
一致しているという証拠だからです。

☆写真:冬は黄色を見たいので、黄色いヴィオラを植えました。

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2014年11月11日火曜日

とあるアルバイトの経験

きのう、ボディの話を書いていて、
ある時期、ヨージ・ヤマモトさんのところでチーフパタンナーをしていて、
独立したというパターンメーカーのところでアルバイトしていたことを思い出しました。
中目黒のアパートの2部屋を借りていて、
そこで数人が外注のパターンを製作していました。

さすがにパリコレクションを何度も経験した人だけあって、
トワルチェックはちゃんとしていました。
私と友達はアルバイトなので、
主にそのトワルの両身を組み立てるのが仕事でした。
組み立てたトワルはフィッティングモデルに着せて、
着た状態で直していきます。
(よく映画やなんかで見る、あれです)
そのほかにも何か所かアルバイトに行ったことがありますが、
この作業をやっていたのは、このヨージのいたところの人の事務所と、
それから東京コレクションに参加していたヒラコレイコさんのところだけでした。
ほかはボディに着せただけでチェック。

ただ、そのヨージのところにいた人は、
人の扱いがひどくて、
真冬に外の廊下で何時間も作業させたり、
アルバイトなのに、無給で残業させたり、
社員旅行にハワイに行くんで、一緒に参加したらどうか、
ついてはお金をアルバイト代から天引きしますとか言ってきたり・・・
確か、このハワイ旅行の件にたいそう憤慨して、
私はやめたと思います。
(あなたたちと、ハワイなんて、絶対行きたくないですってことで)

仕事はちゃんとしていたと思いますが、
やっている人たちには、一切憧れませんでした。
思いやりとか、気遣いとか、優しさが全くないし、
アルバイトを搾取して、いい服着て、
確かに仕事はできるんでしょうが、
こんな人にはなりたくない、という見本のような人たちでした。

アパレル業界にいたあいだにこんな人をたくさん見ました。
いい服を着て、おしゃれにしているからといって、
魅力がない人はたくさんいます。
おしゃれ至上主義になると、そこを見誤ります。
私はその人の服装や、持っているバッグで、その人自身を判断しません。

何度も書いていますが、
おしゃれやファッションは、人生にとって、一番大事なことなんかではないです。
それより、人として魅力的であることのほうが、
ずっと価値のあることです。
(だから、おしゃれでないからって、臆することはないんだよ)

追記:ふと気になって、あの会社、まだあるだろうかと探してみた。
あるみたいだけれども、更新が2012年で終わっている。
それとは別に、アルバイトしている当時、人の足にしがみついて、
仕事の邪魔をずっとし続けていた社長の子どもが、
不気味なものを作るアーチストになっていた。
お母さんがそこにいるのに、ずっと私のそばにいて、邪魔し続けていた子です。



☆写真:青い空に赤いバラが似合う11月。

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2014年11月10日月曜日

朝からダイヤモンド

うちの猫のまるちゃんが現在、お隣のおばさまから餌をもらっているので、
朝、ごみ出しの後などに、
隣の庭をときどきのぞきに行きます。
まるちゃんはいることもあれば、いないこともあります。

隣のおばさまは、70歳過ぎて、いまだフラダンスの現役の先生。
ひとり暮らしで犬を飼っています。
(うちの周囲は高齢者のひとり暮らし世帯が多いです)

時たま、まるちゃんが来ていて、
おばさまが餌をあげているところに出くわすのですが、
朝、猫に餌をあげるというシチュエーションで、
指には1カラットのダイヤモンドの指輪が光っています。

朝からダイヤモンド、すごいですねと言うと、
今まではしまいこんでいたんだけれども、
外出でつける機会もないし、
もったいないから、つけ始めたとのこと。
そのおばさまは、30年前に、38万円のシャネルのバッグも買ったということで、
年に10回ぐらい使って、まだ持っているということでした。
10回×30年で300回。38万はかなりお高いですが、
30年も大事に使い続けるならば、
ニ、三年でニ、三万のバッグを捨て続けるより、ずっといいです。

さて、朝からおうちでダイヤモンドですが、
これは電車に乗るときにつけているより安全だし、
案外いいのではないかと思いました。
だって、もう買っちゃって、持っているのなら、
タンスにしまわれていようが、
自分の指にはめられていようが、どっちでもいいわけです。
だったら、自分が見るために、日常から自分ではめたほうが、
ダイヤモンドも、自分も気分がいいでしょう。

不景気で、人の気持ちががさがさしている街中でつけるのではなくて、
自分の家を今あるものや工夫で美しくして、
その中で自分がジュエリーを身につける。
誰かに見せるためではなくて、
自分が見るためにつける。
ダイヤモンドだって、
わざわざ地中深くから掘り出してきたのだから、
日の光のもとにさらさないと。

新しく何かを買わなくても、
今あるもので、
今の状況で、できることはまだまだあるはず。
そういうことをひとつひとつ見つけていったら、
少しずつ、普通の日常がきらめいていくのではないかと思います。

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2014年11月7日金曜日

虹の橋へ向かって

ラブラドールのクッキーが、昨夜、死にました。
13歳と3カ月なので、
大型犬としては、もう寿命です。

実は1カ月ぐらい前に、死んだ猫のちろが、
窓からのぞくという夢を見ました。
ちろが死んだのは3年前の11月11日。
めったに夢には出てこないから、何か意味があるのかしらと思いました。

その後、クッキーにてんかん発作が起こり、
獣医さんの指示に従って、てんかんの薬を飲ませたら、
痴呆状態になって、名前を呼んでもわからなくなりました。
3日飲んだところで、獣医さんに相談したところ、
半分の量にして、飲ませ続けてくださいという指示でしたが、
私は飲ませるのをやめました。
やめたら、てんかんの発作が出るかもしれないけれど、
名前がわからなくなる状態よりはましだと思ったからです。
その後、薬が抜けるのに1週間ぐらいはかかったでしょうか。
名前を呼んでもわからない状態が続きました。

クッキーは、今の前の代の獣医さんの紹介でうちに来た犬です。
うちの近くでラブラドールが生まれたということで、
ちょうど、その前に飼っていたゴールデンレトリーバーが死んで、
とてもいい子だったので、
またゴールデンを飼いたいと思っていたところ、
うちへやってきた犬でした。

ラブラドールは、ゴールデンレトリーバーとは全然違う性格でした。
散歩に連れていこうとしても、
前後、左右に飛び出しながら歩いて、
何度も車にひかれそうになり、ひやひやしました。
力は強いし、こちらのしつけではどうにもならないということで、
犬の訓練学校に入り、週3日、1年間、通いました。
1年通って、普通に散歩するのがやっとで、
お手も、待ても、伏せも、何もできませんでした。

途中、犬のほえ声がうるさいというクレームが、
近所のアパートから入り、
そこからは、夜は家の中で寝ることになりました。
(けれども、実際は、家の中でのほえ声が外にも響いていました)
とにかく手のかかる犬で、
全然いい子ではなかったです。

けれども、うちの家族です。
いい子であろうがなかろうが、
そんなことは関係ないのです。
うちへ来たときから、家族なのですから、
見た目とか、性格とか、そんなことは問題になりません。

今いる猫のおとらだってそうです。
毛の色は変な色合いだし、
後ろ脚は少し変形していて、高いところにジャンプできないし、
すぐ怒って、人のことをかみます。(甘がみですが)
けれども、名前を呼べば返事をするし、
誰かが病気になったりすると、いつも心配して、
あたかも「大丈夫だよ」と言わんばかりに、
こちらに話しかけてきます。

私が家でセッションを始めるようになり、
クライアントさんから、
部屋が犬くさいというクレームが入りました。
けれども、クッキーは毎日一緒にいる家族です。
だから、犬のにおいがだめなクライアントさんには、
来ないでくださいと、最初からお断りすることにしました。
クライアントは減るかもしれないけれども、
家族のほうが大事です。

性格がいいとか、
見た目がかわいいとか、
そんなこととは関係なく、
うちに来てくれた動物たちは、
誰ひとりとして、家族を裏切ったりはしません。
用事もないのに私が名前を呼べば、
走ってきてくれるか、
返事をしてくれます。
だから、私は、
そんな家族が死ぬまで絶対に面倒をみるからねという、
誓いを立てるのです。
そうやって、今まで何匹もの動物たちとお別れしました。

私はもうこれ以降、
犬は飼わないつもりでいます。
だから、クッキーに次に会うとしても、
お互い違う身体です。
でも、
違う身体になったとしても、
きっとお互いわかるはずです。
だって、今まで何回も家族だったから。

今まで一緒にいてくれてありがとう。
最後まで、寝ないで頑張ったね。
寝たら負けちゃうと思ってたみたいだね。
寝ても、それは負けじゃないよ。
今ごろ、それがわかったかな?
今はきっと、どこかを元気に走ってるでしょう?
じゃあね。
また会うときまで、
さようなら。

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2014年11月6日木曜日

買って応援したいもの

きのうは、近所の花苗農家直営の販売店へ、
パンジーやら、ビオラやら、
チューリップの球根を植えた、その上に植えるものを買いに行きました。
たぶん不景気が影響して、
例年だと、12月になってから20ポット1500円になるところ、
今年はもうすでにパンジー、ビオラ、金魚草、ハーブ類などが20ポット1500円。
生産者なので、売れ残り品ではないです。
(ちなみに小規模農家なので、消費税はなし。
地元、そして小規模農家から野菜や花を買うべし)
おととい、近所のおじさんに芝刈りをやってもらったので、
チューリップの球根植えに着手。
きのうは球根100個、苗20ポット植えました。しかし、まだ3分の1。
(数を書くと多そうですけれど、実際、見ると、たいしたことないです)

不景気で、生活費の何かしら切りつめなければならないとしたら、
花なんていうのは真っ先に切り捨てられるものなのかもしれません。
生活の潤いというのは、
もっとも不必要なものとみなされるのでしょう。
私もおととしは親の介護、看護、
そして去年、もめ事で弁護士さんとしょっちゅうミーティングしていたときは、
さすがに花まで気が回りませんでした。

やっと最近、気温も下がり、
蚊もいなくなって、草取りをぼちぼち始め、
きのうは久々に花苗を大量に買い込んだのですが、
やはり花代をけちってはいけないと、
再び思いました。
きのうは60ポットで4500円だったけれど、
この花は来年の6月ごろまで咲くわけですから、
月に換算したら、そんなに大した額ではないです。
(もちろんその他チューリップの球根やら、バラ苗やら買っていますから、
それだけじゃ済まないけれど)

最近、バラの生産者の方のブログを読んで、
そのかける情熱に打たれつつ、
それこそ10年もかけて新しい品種を作り、
多くの人に手に入れやすい価格で売る努力する姿を知って、
厳しい時代になっても、何とか工夫して、
こういう人たちの育成したものを買って応援したいなと、
思いました。
どんなに美しいバラを作って、それが売れたとしても、
莫大な利益が出るわけではないですから、
洋服のデザイナーなんかに比べて、
バラの育苗家の皆さんはずっと謙虚です。

お金の使い先を考えて、
応援したい人の作っているもの、扱っているものを買っていきたい。
それがたとえ世の中では無名で目立たない存在だとしても、
自分で見つけて、応援していきたいです。

追記:関係ないけれど、ヴァージンアトランティックの成田ロンドン間が今年でなくなると知ってショック。ロンドン行くときはヴァージンって決めてたのに・・・
そして、カリーヌはなぜかただいま入院中でした。

☆写真:きのう一緒に買った蘭のオンシジウム・ウィンディ。チョコレートみたいな香りがします。
蘭もいいです。

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2014年11月5日水曜日

見続けるという訓練方法

カリーヌの着物解釈がすさまじいです。
こちら (とっても見にくいです。ゆっくりスクロールしてください)

ツイードのコートの上に着物の帯をして、
白足袋に男物の下駄をはいています。
そのほかのコーディネイトも破壊的です。

カリーヌのほかのスタイリングを見ているとわかるのですが、
彼女は割とこの手法がお好きなようです。
何かを破壊しつつも、ぎりぎりのところでクラッシックを維持するやり方。

もちろん、ごく一般の人には、
こんなスタイリングはどうでもいいことです。
実際、やることもありません。
だけれども、
おしゃれってどういうことなのかなと考え続けるならば、
こういうものも見ておくことは必要です。
真似するようなものは全くないけれども、
学ぶべきセンスはたくさんあるからです。

今回の破壊的着物スタイリングから学べることは、
この卓越したミックス感覚です。
違う文化を取り入れる手法、
男性性と女性性をミックスする方法、
そうしながらも、
ぎりぎりどこかで基本を保ち、かつどこかしらセクシーな方法、
これら、
もはや言葉では説明できないような手法は、
こういうものを繰り返し見続けることで理解できるようになります。

学校の勉強のように、
教科書を見て、暗記する、問題を解くという勉強方法ではなくて、
繰り返し脳に叩き込むことによって、
記憶の中へ蓄積していく、
これは芸術全般に言える習得方法です。

ある程度インプットすれば、
どこかの時点で、
無意識にそのセンスが使えるようになります。
それは、非常に薄まった形ではあるでしょうが、
それを見続けてこなければ、
できなかったものです。

基本がわかってきた後は、
こういう訓練が必要です。
それは料理でも、インテリアでも、ガーデニングでも、
どの分野でも同じです。

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2014年11月3日月曜日

冬に選ぶ白

冬の白はおしゃれなんですが、
白にも幅がありまして、
青っぽい白から、
クリーム色よりの白があります。

当たり前ですが、
冬は寒いので、
青い白は、寒々しく見えます。
ですから、選ぶとしたら、クリーム系の白のほうがふさわしいです。

青っぽい白がわからないという人は、
お父さんが会社に行くときに着るワイシャツを思い浮かべてもらえばいいです。
あれらは、青っぽい白ですから、
寒々しく見えます。
(蛍光灯にはお似合いです)

白は夏もののほうが多いですが、
クリーム系を使っていけば、
冬の白は断然おしゃれに見えます。

今日も11月なのに日中20度以上と温かいですが、
それでも日光は秋の光なので、
夏の青っぽい白ではなくて、
クリーム系の白を選ぶほうがお勧め。
そのことによって、
白を着ても、
季節感が出せます。

ペールホワイトではなく、
ミルキーホワイトを選ぶのがいいということです。

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2014年11月2日日曜日

流行のサイクル、自分のサイクル

おしゃれに関して、
何度か、やろうかと思いながら、
ついにはやらなくて、
きっとこれからもやらないだろうことが、
耳のピアスの穴です。

私はいろいろアレルギーがあるので、
どこぞやで、金(ゴールド)でアレルギーが出る人が多いと聞いて、
それが怖くて、今日まであけないできました。

ただ、今まで何度か、
あけたいなと思ったことはあって、
1度目は、20代、アパレル会社にいたとき、
で、2度目は最近、
また少し装飾的なイヤリングが流行り始めたので。
どちらも、きらきらしたラインストーンのイヤリングが流行り始めたとき。
どうやら、私はあのきらきらが好きらしいです。
(あと、ディオールのあの後ろが大きい玉のタイプを見たときは、
やりたいなあと思った)

私は髪の毛が早く伸びるのを利用して、
ショートカットとロングを激しく繰り返していて、
今はショート時期なのですが、
ロングにしているときも、髪はまとめているほうが好きなので、
イヤリングは映えるほう。
ただ、いろいろなところに重みがかかるのは嫌いで、
ネックレスなんかも、すぐ取りたくなる。
ピアスじゃなくて、イヤリングをしていた時期もあったけど、
そのときもすぐ取りたくなっていたし、
中学の頃から、何かものを書くときや勉強するときは、
腕時計を外してから書いていました。


アクセサリーというのも、
流行のサイクルがはっきりしているので、
今は、そういった装飾的で、少し大き目のイヤリングがどんどん出てきていますが、
この流行も何年かしたら、またすたれていきます。
だから、やりたいときはそれにのっていかないと、
次に同じような流れがくるのは、また少し先になる。

また、20代のときはそこらで売っているチープなイヤリングでよかったけれども、
年を重ねていくと、それもおかしいから、
それなりのものを買わなくてはならない。
そうすると、ますます何も買えなくなります。

流行のサイクル、
自分のサイクル、
それから私の言うところのシーン(背景)、
それらがぴったり一致しないと、おしゃれには見えません。
シーン(背景)には、社会状況も含まれるから、
今は「おしゃれが楽しい」だなんて、天真爛漫に言うことは、
とてもじゃないけれど、できない。

そうすると、ぴったりの時期が本当に少ないとわかります。
できるときにできる装いを、
買えるときに買えるものを。
背景は選べないから、
せめて、そのほかのものは自分で選んで。
選べるものは、自分で選んで。
あとは、
時代が変わるのを待つのみです。

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2014年11月1日土曜日

準備、装備、知識による武装

占星術のセッションで、
ほとんどの相談ごとは仕事と結婚なんですが、
仕事と結婚って、どれも自分だけの問題ではなくて、
特に仕事は社会状況をかんがみないことには、
考えられません。
考えられないだけではなくて、実行できません。

ホロスコープは潜在的なものなので、
必ずしも多くの人がそのとおりの人生を歩んでいるわけではありません。
特に、出生図にあらわれている潜在的可能性は、
使っていない人のほうが多いです。
だから、当てものと思って、
私の職業当ててみろ、みたいな感じで臨む方が若干いらっしゃいますが、
もともとそういうものではないので、
当たるわけではありません。

それはいいとして、
日本において、今まで女性の労働環境がよかったことは、
一度たりともありません。
そして今、その環境をより悪くしようという法律が通されようとしています。
これが現実。

雇われている側で、幸せな職業人生を歩む女性は、
日本においては、ごくわずかです。
(いなくはないけれど、すごく少ないです)
最近多いのは、大学を卒業してから30歳ぐらいまで正社員として働いたけれども、
将来性のない仕事で、何の専門性も、技術を身につけることもなく、
やめて、でもその次がこれといってないというケース。
女性の社員にキャリアを築かせるつもりがなく、
何年も単純な労働をやらせ続ける企業が
驚くほど多いです。

社会がよくなるのを待っていたら、人生は終わります。
とりあえず、今はそんな環境ではありません。
だとしたら、それぞれがそれに備えて、
自分で動くしかないです。
専門性のあるものか、
独立できる仕事でないと、
たまたま所属した企業の意思に左右される、
非常に不安定な人生になります。

本当は高校や大学、専門学校で、日本社会の現実という点を踏まえて、
用意、準備しないといけないのだけれど、
学校では、そんなこと教えてくれないでしょう、いまだに。

私が大学を出てから専門学校に行ったのも、
専門職に就きたかったから。
(そして、大学在学中、大学が実施した「卒業生調査」で
卒業生たちに職業についてインタビューしたことで、
大卒女子の職業人生の惨憺たるさまを知り、危機感を持ったため、とも言える)
だからといって、私にとって大学が必要でなかったといえば、
そうではないです。
大学に行ってなかったら、
今の知識はなかったし、単なるファッション好きなおばかさんになっていたでしょう。
それだけではなく、
ほかのアパレル業界にいた先輩たちや、アパレル会社組織のように、
自分たちの利益優先で、
「基本的人権の尊重」と「公正さ」を全く無視し、
後輩に違法なことを強いてもおかしいと思わない、
何かに欠けた人間になっていた可能性もあります。
(もちろん大学へ行かなくても、自力でその知識を身につけることは可能よ。)


今も決して経済的に安定しているわけではありませんが、
仕事という面においては、
人生の中で一番、心理的に安心感があります。
誰にも違法なことを強いられない、
自分で決められるということが、
明らかに、人生の質を高めました。
(次の目標は電気のオフグリットなんだけど、
それはお金がかかるんで、まだまだ。
これもかなり精神的に安心できそう)

おしゃれについても、本当のことは誰も教えてくれなかったように、
女性の仕事に関しても、
現実を認識して、ではどうしたらいいか、
実践的に教えてくれるところは、ほとんどありません。
まだまだ私たちが進むのはけもの道。
自分で深い森をかき分けて、進まなければなりません。

私もいつかこのことについて、教えられればいいと思うけれども、
まだそこまできていないから。
とにかく、準備、装備、そして知識による武装。
働きたい女性には、それが必要です。

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2014年10月31日金曜日

そして春を待つ

10月も今日で終わりですが、
10月に入って、やっとまともな庭仕事ができるようになりました。
といっても、台風や雨でかなり中断しましたが。

私にとって、日本の真夏の庭仕事はきつすぎて、
1時間以上は無理。
高温と蚊の攻撃で、長時間はできませんでした。
7月に1度、庭屋さんを頼んで、草刈りをやってもらいましたが、
1カ月待たず間にすぐ原状復帰。
とってもとっても、雑草は生えてきて、
すぐ追い抜かれてしまいました。
で、夏の庭をきれいに維持するのは、あきらめることにしました。

10月に入って、徐々に雑草取りと、生垣の剪定を始めて、
ただいま3分の2ぐらい終わったところ。
(まだ終わってないですよ)
草取りも全力でやると、あとダウンするので、
ごみ袋が2袋までと決めてやっています。

今、チューリップの球根300球が待機していますが、
これにあと、ビオラやら、何やらの苗を買ってきて、
あいだにネモフィラの種をまこうと思っています。
(まだ種買ってないんだけど、売ってるかな?)
つまり、今準備して、咲くのは春。
半年先です。
それでも植物にしては、結果が出るのは早いほうです。
ほかのものは、実になったり、花が咲いたりするのに2年も、3年もかかります。
自然のものと付き合っていたら、
インスタントにはいかないと、気づかざるを得ません。
そして、無理なものは無理と、あきらめざるを得ない。

それとあと、イングリッシュローズで、うちの土地と相性が悪いものも交代の予定。
アンブリッジローズはもう5年ぐらいたつけれど、
病気にも弱いし、花つきは悪いし、あまり育たないので、交代です。
もうすでに、ロサオリエンティスという、
日本育ちで、雰囲気はオールドローズタイプのバラ、
フォー・ユア・ホームとモン・クゥールの2本購入済み。
ケミカルな薬剤を使いたくない、
手も余りかけられないなら、その土地に見合った植物を育てるのが一番です。

庭作りは気の長い仕事で、今だけ考えていたらできないし、
すぐにというわけにもいかないし、
植えてみないことにはわからないし、
だめなら潔くあきらめる、次を考える、変化に柔軟に対応していかなければならないと、
たくさんのことを要求されるお仕事です。
そして、永遠に完成はない。

植えてみなければ、きれいに咲くかどうかわからないでしょう、
花が咲くのが見たかったら、
植えなさいと、バラは言います。
失敗を恐れて、考えているだけだったら、
目の前は荒れ果てたただの土地。
まずは雑草を取る、
耕す、
植える、
そして春を待つ、
いつでもその繰り返しです。
自分で育てた美しいバラを見たいのなら、
そうするしかないです。

☆今朝のバラ。シャンテロゼミサト。この子は一度、だめになったんだけど、見事復活。
それとは関係ないですが、私は写真に何も加工はしていないです。撮ったまま。しかも、大体1枚撮っただけのそれです。
花をアップで写したいのは、ジョージア・オキーフと合田佐和子さんの影響だね。そうだね。


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2014年10月29日水曜日

百合なのに薔薇になれなんて

The Style Reportには、この写真のカロリーヌ・ド・メグレさんの記事も出ていまして、
この方、このあいだのシャネルのショーに出ていましたが、
How To Be Parisian Wherever You Are
という本を出したということで、インタビューが載っています。
(日本語訳も出ているみたいです)
で、彼女も、
「10枚の安いドレス買うより、1枚すっごい素敵なドレスを買ったほうがいいわよ」
「こんなにたくさんいらないわよ!」
とおっしゃっているわけです。
(私は2~3枚を1枚にしろって言ってるのに、パリジェンヌは10枚を1枚にしろって言ってる!)

日本では特に、パリジェンヌに憧れるように雑誌やらなんやらが仕向けて、
今でもその風潮は変わらないと思うのですが、
しかし、パリジェンヌの実情は、私たちが知らされているものとはかなり違っていて、
現地にお住まいの方はお分かりだと思いますし、
そうでなくても、旅行で訪れただけでも、
少しは勘ずくと思います。

絶対になれないようなものに憧れを持ち続けていることが、
どれほどまでに精神的に危険であるか、
あおる側の人たちは理解しているのか、いないのか知りませんが、
パリジェンヌに憧れるなんて無意味ですし、
かなり危ない行為です。
百合なのに、なんで薔薇に憧れるの?ということですから。
しかも、その憧れの対象も、幻のような存在で、
実在などしないとなったらなおのこと。

百合が百合として美しくなれる方法を探して、
確立する方向へ持っていくべきなのに、
私たちは、いまでも百合を育てるのに、
薔薇の育て方を学んでいるわけで、
そりゃ、百合も枯れますよ。

カロリーヌさんは、パリジェンヌのイメージを壊したいともおっしゃっていますが、
こういう人が出てきて、
幻想を壊していくことはいいことだと思いますし、
彼女もきっと、
百合なのに薔薇になれなんて、言わないでしょう。

☆写真: The Style Reportから。右側のスタイリングは特にいいです。このサイズ感が今、ってことです。


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2014年10月28日火曜日

素敵な66歳、つづき

「素敵な66歳」の項目で取り上げた、リンダさんが載っている、
MATCHES FASHION.COM の「The Style Report」という冊子が届きました。
冊子といっても、オールカラー100ページ余りのほぼ雑誌。
そこにリンダさんのインタビューと、スタイリングが数点載っています。
これは最初のページのもの。

昔から、自分より年上の人のファッションが載っている雑誌が好きで、
年下用のものにはほとんど興味がありません。
だけれども、だんだんと年をとるに従って、
年上の方が載っている雑誌がゴージャスすぎて、
ついていけなくなりました。
藤沢市屈指の高級住宅街、鵠沼にさえいないようなスタイルばかりで、
参考になるところがありません。

しかし、このリンダさんの写真には、これは、と思わせるものがあります。
これはこの冊子用にスタイリングされたものですが、
この写真を見てもわかるように、普通のチェックのシャツです。
66歳のチェックのシャツの着こなしです。
一体、何が違うのでしょうか。

ゴージャスではない単なるチェックのシャツを66歳で着こなすとしたら、
こんなふうなのがいいなという見本がここにあります。
トレードマークのサングラス、
遊び心のあるジュエリー、
そして、襟を立てて首すじを隠しつつも、
フロントのボタンは外しておく、着崩しすぎないシャツの着方。

年をとったら、ゴージャスなものを着ましょう、はい、終わり、じゃなくて、
普通のものをどうやったら、年齢なりに着こなすことができるのか、
この写真1枚を見ただけでも、それがしっかり提案されています。
で、私が知りたいのは、そういうことです。

着物の文化の国では、まだこのテクニックは成熟していないようで、
まだまだ、洋服の本家から学ぶ以外、なさそうです。


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2014年10月27日月曜日

服を減らせない理由、その2

思えば、
この夏はほとんどリーバイスのジーンズばかりはいて過ごしていました。
なぜかというと、
それが一番働きやすいから。
うちで仕事をするときも、
ワークショップをするときも、ジーンズが一番動きやすい。
真夏用にベアトップでロング丈のワンピースも用意してあったんだけど、
ほとんど着ませんでした。
ワークショップの場合、会場が農園です。
つまり、シーンとしては、場所が農園、昼間、となります。
農園に似合う衣装はと考えたら、それは都会と違うというのは当たり前。

逆に、都会へ行く用の何着かの衣装は、
私がほとんど都会へは出かけなかったので、着ませんでした。

で、衣装の所有数はいろいろな要素が絡み合って決まってきます。
暑さ寒さをしのぐための機能、
社会的立場、
環境(場所)、
決定権があるかないか、
心理的側面。

買い物で欲求を満たすという心理的な側面とは別に、
社会的な部分と、決定権があるかないかというのも、
衣装が増えるかどうかにかかわる部分ではないでしょうか。

決定権があればあるほど、
好きなものを着ればいいので、
枚数は少なくなってくるのではないか。
決定権があるにもかかわらず、
たくさん保持する、買ってしまう人は、
心理的な側面で何かある人で、
服を買うことによって欲求を満たす必要がなくて、
決定権がある人は、そんなに服を持たないことになるように思います。
たとえば、ブランドの服をそのシーズンにたくさん買ったとしても、
どんどんリサイクルショップへ売ったり、誰かにあげたりして手放していくので、
保持数は少ない。

自分に決定権がない立場にいればいるほど、
選択に迷いがあって、満足がありませんから、
結果的に中途半端なものがふえていく。

なんでこんなことを思ったかというと、
戦後、日本人の働き方の多くがいわゆる勤め人となってしまって、
自営業者がすごく減ったことを思い出したから。
それまで働く人の半分以上は、勤め人じゃなくて、自営業だったんです。
(もちろん女性のほとんどは農家、もしくは使用人)
たぶん、自営業者のほうが服装も自由で、満足感がある。
だから、そんなに持っていなくてもよかった。
けれども、戦後、自営業者の数がどんどん減って、
今は1割から2割ぐらい。
男性の場合、スーツという「制服」によって、服はたくさんいらなくなったけれど、
女性の場合、中途半端な立場に置かれたため、
衣服に関して混乱状態に置かれてしまったのではないか。
特に女性は弱い立場の人が多いので、趣味嗜好や意見を服装に反映させにくいです。

私の知っている自営業者の女性の方を思い浮かべてみても、
心理的に問題を抱えていない人は、
一定の、安定したスタイルを保っています。
要するに、自分の外側に満足(あるいは魔法)を求めない人は、服もモノもそんなに要らない。
もともと、本当に気に入った服など、たくさん売っていないわけですし。
みんな、自営業になっちゃえば、服は減ってくると思うのですけれど・・・。

自由がない、決定権がない、満足がない、
よって、服がふえることのおかしなループ。
(だからこれはシステムの問題でもある。
ループから抜け出さないと、違うところへはいけない)

とにかく、理由は複雑である、ということです。

☆写真:今日の朝食。ふだんあんまり甘いものは朝食べないんだけれども、自分で作っちゃったんで、食べました。

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2014年10月26日日曜日

それでもバラは咲く


実は、うちの庭は今、荒れ荒れです。
それでも、バラは咲いています。

きのうは学生たちが渋谷でデモンストレーション。
ビッグブラザーのダブルトークが永遠に葬られることを阻止するために、
歩きました。

私は、一方、郊外の小規模農家でオーガニックの野菜と果物を使って料理をし、
カフェをしました。

どんなところでも、
どんなことが起きていても、
意志があれば、自分を生きられる。
ただ、人間の場合は、バラと違って、
選択する「意志」が必要。

ビッグブラザーが一番恐れているのは、
その「意志」の力。

みんなが起業してしまったら、
みんなが銀行からお金をおろしてしまったら、
みんながオーガニックを選んでしまったら、
それを選ぶ意志を持ってしまったら、
それが一番困るわけで。
だから、「Nineteen Eighty-Four」の世界では、
恋愛が禁止されたのでしょう。

それでもバラは咲くでしょう。
終わっているのなら、始めればいい。
奪われたのなら、奪い返します。

☆写真:今朝のバラ

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2014年10月25日土曜日

ルル・ドゥ・ラ・ファレーズ

The Loulou de la Falaise book cover,  published at Rizzoli NY

ルル・ドゥ・ラ・ファレーズという人はサンローランのミューズとして有名な人なのですが、
日本で彼女が雑誌で大々的に取り上げられたことは見たことがないので、
ファッションに興味がある人以外には知られていない存在かもしれません。

ルルは2011年に亡くなっていますが、
このたびリゾーリから写真集が出るということで、
写真はその表紙です。
彼女は自身、アクセサリー・デザイナーであったということで、
この写真のようなコスチューム・ジュエリーをたくさんつけている写真をたくさん見つけることができます。
まさに、コスチューム・ジュエリー使いの天才だと思うのですが、
2000年以降、あまりこのタイプのアクセサリーは流行っていなかったため、
流行とは違うところにいたせいで、雑誌なんかには載らなかったのでしょう。

たぶんですが、
これぐらいのアクセサリー使いがヨーロッパではおしゃれなのだと思いますが、
日本では、これは少しやり過ぎかもしれません。
パーティーとか、何かの舞台なんかではいいと思いますが、
このアクセサリーのボリュームで小田急線に乗っていたら、
まわりの人がぎょっとしそうです。
身長や身体の大きさも含めて、
日本でやるのだったら、もう少しボリュームをおさえたほうがよさそうです。

しかし、それにしても、ルルの写真はコスチューム・ジュエリーを考える上で、
参考にできる部分が多いですから、
ネットで検索して、いろいろ見てみると面白いです。

ルルの容貌も、眉と眉のあいだが離れていて、
えらが張った感じが、マレーネ・ディートリッヒと似ているので、
ディートリッヒのようなスタイルの写真もありますし、
マニッシュ、またはボヘミアンなスタイルが多いです。
70年代のサンローランはマニッシュですものね。

この写真集もたぶんいい写真が満載なんでしょうけれど、
(リチャード・アヴェドンや、ヘルムート・ニュートンの写真があるはず)
高いのだろうな・・・。

ファッションのスタイルを勉強するときには、
雑誌のスタイリングより、
実際にいた人の実際のスタイルのほうが参考になることが多いです。
それはその人が生きていて、そこに存在していたから。
雑誌の架空のスタイルは、それにはかないません。

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2014年10月22日水曜日

同じ考え方では対応できない

今だからわかりますけれど、
私がアパレル会社で仕事をしていた90年代って、
バブルの後とはいえ、
今よりずっと、20代の人がいい服を着ていた時代でした。
東京コレクションで発表されたそのままのスタイルの人が、
実際にいましたし、
私の友達も、ヨージで発表されたばかりのコートを買ったりしていました。

統計をみると、ここ20年あまり、給料はほとんど変わっていません。
私がブンカのとき、学校の掲示板を見ていったアルバイトは、
みな時給1000円でしたし、某アパレルブランドなどは、
コレクションが近付くと、出前で晩御飯を食べさせてくれました。
服に関して言えば、
ちょうどDCブランドが出てきた後で、
高い服と安い服が分かれ始めたころです。
ただ、今みたいにインポートはまだたくさん入ってきていなかったので、
上限はしれていました。

あのころは今よりずっと未来に対して夢が持てました。
お給料は上がると単純に信じられていましたから、
20代でかせいだお金は何かに使ってしまっても、
大丈夫だと、みんな思っていたのだと思います。
それが洋服に向かう人もいれば、
ほかの、たとえば海外旅行に向かう人もいました。

どちらがいいとか悪いとは、
簡単には言えることではないですが、
でも、20代の人があんな格好をしていたのは、
あの時代だけですね。
その後は、もうずっと不景気なんで、
ファストファッションが流行り、
ほとんどの人はそちらに流れました。

けれども、私は、
20代は服にお金なんかかけなくてもいいと思っています。
お金で何でも買ってたんじゃ、いろいろ鍛えられないです。
工夫って、
ないからするんであって、
なんでもお金で買えたら、工夫する能力も育たない。
そして思考停止に陥る。
しかも、自分で工夫した、
ちょっとへんてこなものを着ていてもおかしくないのが20代なのだから、
それを40過ぎてやったらおかしいでしょう。

私が記憶している中で、
今が一番不景気で、
それは特に若い人を直撃しているわけだけれども、
ないならないなりに、
知恵をしぼって乗り切る。
今鍛えておけば、
その力はその後、ずっと使えますから。

肥大化したものを小さくするのは難しいです。
だからかえって、
90年代、好き放題、服を買っていた人が、
この不景気で少なくするほうが大変かもしれません。
すごく多いことよりも、
ないことのほうが、
可能性や選択の幅は大きい。

とにかく今はもう昔とは違うので、
違う考え方、
新しい考え方に切り替える必要があります。
今がずっと続く、
というわけではないです。

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2014年10月21日火曜日

最高のプレゼントをくれる人

大好きなもの、手放せないもの、着やすいもの、
飽きないデザインの服というものが絶対的に少なくて、
別に好きじゃないけど必要なもの、
バリエーションのために買ってあるもの、
たまに着るためのもの、のほうが圧倒的に多いので、
いつまでたっても足りない感じ、
満足感がない感じがするから、
余計に、何かのついでのお買いもので、
またしても適当なところで見つけた服を買ってしまい、
それもまた、そんなに気に入らないから、
あんまり着ないで、
あんまり着ないエリアにたまっていく。

この状態から脱するためにはどうしたらいいか、
技術的な面はずいぶん書いてきたと思うけれども、
それだけでは足りなくて、
心理的な面のサポートも必要。

けれども、心理的な面は十把一絡げにはいかず、
それぞれケースによって違うので、
一般論は難しいです。

この「不満足」を何で満たすかは人によってそれぞれで、
それは服の場合もあるし、
食べ物の場合も、
恋愛の場合も、
適当な人間関係の場合もある。

要するに、
心が満たされていないし、
自己価値観が低いのです。
だから、次々新しい人と付き合ったり、
不必要なカロリーを摂取したりします。
でもそれらはすべて「代替品」だから、
いくらやっても無駄。

リスクを負わない、
ネガティブを避けてばかりいると、
結局、心は満たされない。

好きな人はお金がない人かもしれない、
やりたい仕事はお金にならないでしょう、
好きな服は高くて買えない、
何か勉強したいけれど、お金がないからできないと、
すべてのことをドアさえあけもせずに棚上げ、保留にしていたら、
そりゃ心も満たされないでしょうし、
自己価値観も高まらない。
だから、適当な金額の服を買って、
まぎらわそうとするんだけれども、
そんなことしたって、解決しない。
なぜって、自己価値って、外側から付け加えても高まらないから。
で、もうそのことにもそろそろ気づいた。

気づいたところまできたのなら、
そこから先は一歩踏み出すしかないです。
そしてその機会を自分に与えられるのも、
自分だけです。
自分に最高のプレゼントをくれる人は、
自分だけなんです。

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2014年10月20日月曜日

猫のつぎは犬で

猫のみけちゃんが、家庭内不登校を解消できたと思ったら、
次は犬(ラブラドール)にてんかんの発作が起きるようになりました。
まあ、もう13歳なんで、いろいろ病気にもなりましょう。

こういった動物の病気やなんかは、
その家の人の何かを肩代わりしていると言う人もいます。
それが本当かどうかはわかりませんが、
そういう考え方には慰められます。

犬のてんかんについてネットで検索していたら、
昔、てんかんの犬を飼っていた人の話で、
そこのうちのお母さんが、
「この犬は家族のかわりに病気になってくれているんだから、
大事にしようね」と言ったという逸話が書いてありました。
それが本当ではないとしても、
そのように信じて、病気の動物と接するというのは、
悪くないです。

猫のみけちゃんが家庭内不登校で、しかもさわれない状態だったのに、
飼い主の私が方法を見つけて、
リビングにも入れるようになったし、
夜もリビングで寝ているし、
おまけに触れるようになったんですから、
一見、悪いことのように思える、みけちゃんの行動も、
結果的には、そういう過程があってよかったということになります。
それがなかったら、いまごろまだ触れない猫のままだったかもしれません。

ポジティブ思考にとわれている人の罠は、こういうところにあって、
すべて一面的、表面的にポジティブか、ネガティブか判断してしまうので、
一見ネガティブに見える必要な過程を避けてしまいます。
けれども、深い変容のためには、
一見ネガティブに見える出来事は、どうしても必要。

私は生まれてから、
動物と一緒にいなかった期間は、
ほんの2年ほどで、
それ以外、ずっと猫か犬がいましたが、
大変なこともあるけれども、
それでもやっぱりいるだけで彼らは助けてくれる存在です。
今回も犬のてんかん発作が起きて、
私が動揺していたら、
猫のおとらがやってきて、
「心配するのはやめようよ」とでも言うかのように、
足元で鳴きました。

こう言っては何だけれども、
動物より薄情な人間のほうがずっと多いです。
動物はだましたり、裏切ったりしません。

今回の犬のてんかんも、
きっと私の何かを肩代わりしてくれているのだと考えて、
うまいこと付き合っていこうと考えています。

でも、まだ猫のまるちゃんは帰ってきていません。
一体、どんな意味があるのでしょうね?
わかりません。

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2014年10月18日土曜日

ハンター・ショッピング

ブログには「統計」という項目があって、
それを見れば、どの記事がよく読まれているか、すぐわかります。
で、おしゃれブログで最近、よく見られているのは、
「クローゼットの見直し」の項目。
ほかを抜きんでて、ダントツです。
次に続くのは、「ワードローブに何を付け足すか」。

付け足しについては、今まではっきり書いたことはなかったと思いますが、
減らし方は結構書いたつもりなんだけれども、
皆様、まだまだワードローブは満杯なのかしら?

もちろん、ブログですから、それぞれに対応しているわけではなく、
平均値で書いているので、
それぞれが自分に当てはめるとわからないところはあるでしょうね。
私が出張で実際のワードローブを拝見しても、
あれれれ、なんでこんなに持っているの?しかも着ないものを、
という方がほとんどですので、
多くの人がまだまだ「クローゼットの見直し」が必要であるとは、
推察できます。

減らせない、捨てられないのは、
もとから多いために、それほど傷んでなく、
捨てるに捨てられないというパターンがほとんどで、
しかも、減っていないのに買い足していくという行為が同時進行なので、
総量は変化なし、もしくは微増という感じが多いでしょうか。

これはたぶん、住んでいる環境や行動パターンによって変わると思うのですが、
買い物の環境というものもかなり影響があると思います。
私も去年の夏から春までの約半年間、
定期的に大型でちょっと高級なショッピングセンター
(って、湘南テラスモールですけれど)に、
整体の帰りに寄って、見ていたのですが、
ああいうところにしょっちゅう行っていると、
要らないものも要るような気分になってきます。
それは子どもがスーパーマーケットに行くと、
必ずどうでもいいお菓子を欲しい気分になってしまうのと似ています。
本当は要らないどうでもいいものなんですが、
見ていると欲しくなってしまう。
で、買ったところで、そんなに満足でもないし、
服の場合は、よく着るわけでもなし。

私は半年間、大体2週間に1度、通っていましたが、
服もバッグも靴も、何一つ買いませんでした。
(「ロン・ハーマンとか見てたんで、買えないっていうのが本当のところか)
けれども、大きな有隣堂という本屋さんがあって、
そこで何気なく買ってしまった、ファッション関連の本は、ほとんど見ていません。
どうでもいい本でした。

いつも見ているものの持つ特殊な効果というか、
危険性というか、そういうものはあるのだと思います。
定期的に会っていると、親しみを感じてしまうのとも似ている。

これが美術館とか博物館に通ってしまえば、
手に入らないとわかっているから欲しくはならないのですけれど、
日本には通える美術館や博物館がないので、
それは残念です。

子どもが海岸に行ったら、とりあえず貝殻を拾ってしまったり、
森に入ったら、飼うつもりもないのにカブトムシをつかまえてしまったり、
人間には何か、そういう習性があるのかもしれません。
狩りの習性?
だとしたら、狩りに行っても、持って帰れないものばかりのところとか、
見ているだけで満足できるところとか、
自分なりのものを見つけて、
このハンター・ショッピングをやめないことには、
クローゼットは、どうでもいい獲物で満杯の状態が続くことでしょう。

追記:それでも減らし方がわからない方はファッション・レッスンを受けてね。
要らないものは全部ご指摘いたします。

☆写真:なんだかこの植物は可愛くないですか?「まゆげおもと」と記憶して帰ってきたら、ほんとうの名前は「まゆはけおもと」。おもとと名乗っているのに、実はおもとの仲間じゃないという、面白い植物でした。

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