2017年7月21日金曜日

暑い夏と洗濯

たいして雨も降らないままに、梅雨が明けたそうです。
(でもこの前の雷雨はすごかった。停電もした)
ここから当分の間は暑い夏に耐えるのが優先で、
おしゃれがどうこうは二の次でいいと、
私は思います。
暑さで具合が悪くならないとか、
日焼けしないとかのほうが大事。

暑いときにどうするかについては、
結構いろいろ書いてきたので、
もう新しいことはないです。
高機能素材がいいと思いますが、
まだあんまり売っていないようで、
通勤の女性の衣服を見ても、
普通の化学繊維の方が多いように見えます。
中にはストッキングをはいている方もいて、
あれで平気なのだろうかと、心配になります。
若いほうが暑さに対する耐性があるのでしょうか?
どうだろうか。
私にはもうないです。

で、皆さん、お嫌いなようですが、
シルクは涼しいです。
ただし、着たらその日のうちに洗濯しないと汗じみができたりしますから、
そこは注意する必要があります。
洗濯といったって、
お風呂に入るときに一緒に洗ってしまえばいいだけです。
あと干すときは、直射日光に当ててはいけません。

隣のおうちは2階のベランダに盛大に洗濯した衣服を干していますが、
化学繊維以外は直射日光で激しく傷みます。
シルクは退色します。
麻やコットンも劣化します。
傷むので部屋干しが基本です。


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2017年7月20日木曜日

シンボルとしての蜂

最近、蜂がモチーフのデザインが多くなってきました。
グッチやディオールも蜂です。
なぜ蜂を使うかというと、
はちみつが大好きとか、蜂ってかわいい、とかではありません。

蜂は通常、豊かさのシンボルです。
そのほか統制みたいな意味もあります。
あと、昔、私がシンボルについて習っていたとき、先生が
「蜂はパレスを作った」と言っていました。
いったい蜂がどうやって、どんなパレスを作ったのか、
質問したのですけれども、答えはうやむやで、
今でも蜂が作ったパレスについては謎です。
しかし、蜂というのは何かしら豊かなことに関係するのです。
こうやって、あからさまに富について主張しないというのはファッションであり、
美術であり、おしゃれです。

一方、先日、クライアントさんから、
「高見せ」という言葉があると聞きました。
詳しい内容も意味もわかりませんが、
大体察するに、
安いものを高く見せる、みたいな意味でしょう。
これはもうファッションでもおしゃれでもありません。
貧しい心の持ち主の見栄を張るための方法です。

それにしても、
「高見せの女」とか、
「着やせの女」とか、
そしてさらに「コスパがいい女」とか、
そういうのを皆さん、ご所望なのでしょうか?

なんか並べて書いたら、お笑いのコントのテーマみたいじゃない?
お笑いの養成学校で先生が、
「は~い、皆さん、今から2人一組になって、コスパがいい女でコント作ってください!」って、
言ってそうじゃない?

みんな、そういうのがいいんだ。
そうなんだ。
ふうん・・・。

ちなみに、猫は西洋の文脈では、はっきりした意味はないと思う。
犬は?
犬は、そうねえ、黒い犬と言ったら、鬱を意味します。
あと危険を教えるのも犬かな。


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2017年7月19日水曜日

同じものばかり売っているかというと、そんなわけでもない

同じ服ばっかり売っているという声をよく聞きますが、
そんなことは全然ありません。
同じ服ばっかり売っているように見えるのは、
同じようなところばっかり見るためです。

セレクトショップは確かにみんな似ていました。
だから、セレクトショップだけ見るならば、同じ服ばっかりということになるかもしれません。

で、自分ははっきりと、このブランドのファンっていうのがあったら、
そっちに行くと思うのです。
セレクトされた結果じゃなくて、そのブランドへ行くだろうと。
つまり、プラダが好きだったら、プラダへ行くでしょう。

デザイナーで見ていったら、
それは全然違います。
プラダ、グッチ、サンローラン、ステラ・マッカートニー、全部違う。
全然同じではありません。

これはハイブランドじゃなくてもそうです。
詳しくはわかりませんが、
有名じゃないところでも、そのブランドだけ見れば、それはそれなりに違うと思います。

同じものが売っていると感じるブランドは、
市場調査して、その結果を受けて似たものを作っているところで、
しかもそれの集合体であるモールみたいなところばかり見ていたら、
同じものしか売っていないように見えるでしょう。
それはその人の行動パターンがいつも同じで、
いつも同じところしか見ていないから。

先日読んだ記事によると、
1990年代の後半に比べて、今流通している服の量は2倍だそうです。
たぶんそろそろピークではないでしょうか?
これ以上増やしても、人が増えないのだから、売れないでしょう。

今ないと言ったとしても、
これ以上にある世界は、もうこないだろうと思います。


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2017年7月18日火曜日

ダイアン・キートン

ダイアン・キートンと言えば、
「アニー・ホール」でのルックスが有名で、
ファッション誌にもよく出てきます。
(でも見たっていう人は少ない)
これは一番新しいもの。
ダイアン・キートンって、今71歳だそうですが、
すごく素敵。
「アニー・ホール」のスタイルがそのまま年をとった感じ。

もちろんこれは映画なので、
映画の衣装デザイナーが考えた衣装ですけれども、
ダイアン・キートンという人は、インタビューなんかもこういうスタイルなので、
そんなにご本人と役どころのスタイルに差がないのだと思います。
そこら辺は役作りのためにどんどんスタイルを変えていくメリル・ストリ―プと違うところ。

71歳でパンツスーツ、ベレー帽って、なかなかいない。
そしてそれが格好いいし、
物語も始まる。
もともと背も高いし、スタイルもよい人ですが、
崩れていないのは、よれっとしたものを着ていないからでしょう。

この映画、日本で公開するかどうかは未定のようですが、
やったら見たいです。


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2017年7月17日月曜日

パジャマ問題

パジャマ問題は結局どうなったのか聞かれました。
パジャマはスーツじゃないほうがいいと思うというのが、
今のところの結論。
スーツじゃないんで、上と下は別に買う。
あと、かっこ悪いパターンのパジャマは、やっぱりかっこ悪いから、
かっこいいパターンのほうがいいねってことです。
それはわかりました。



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2017年7月16日日曜日

それはターゲットじゃないから

セレクトショップに入って、どうして売ってないと感じるかという話。
セレクトショップはそれぞれどういう人がターゲットか決めていると思うのですね。
年齢がいくつぐらいで、
収入がいくらで、
どういうライフスタイルで、とか。

そうすると、セレクトショップに入って、ないと感じるということは、
そのセレクトショップが設定したターゲットと、
ないと感じた人は離れているということになります。

そしてセレクトショップのセレクションがどこも似ているということは、
設定しているターゲットがどこも似ているということです。
年齢も、収入も、ライフスタイルも。

けれども買い物している人が少ないということは、
その設定したターゲットの人って、
実はそんなにいないということです。
具体的にどういう人をターゲットにしているか、
私も知りませんけれども。

ですから、店舗に一歩入ってみて、
ここなら欲しいものがあるわ、
私に関係あるわと思えるところでないと、
買いたいものは売っていないのです。

私もセレクトショップでは、関係ないなって思ったので、
私もターゲットじゃないです。
で、買いたいものもないので、
お互いにそう認識しているということですね。

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2017年7月15日土曜日

セレクションが似ているね

皆さんが、服が売ってない、売ってないとおっしゃるもんで、
そんなに売ってないのか、と思い、
先日、セレクトショップがずらーっと並ぶ通りの、
そのすべてお名前の違うセレクトショップに端から入って、中を見てきました。

セールが始まっているというのに、
お客さんが1人、もしくは2人しかいないという夕方、
いろいろな名前のショップにどんどん入っていって見たのですけれど、
確かに、皆さんがおっしゃっていることが何となくわかるような・・・

というのも、これらセレクトショップ、店名も違うし、
運営母体も違うにもかかわらず、
なぜか品ぞろえが同じ。
シャツはどこもFrank & Eileenだし、
ジュエリーはどこもHIROTAKAだし、
シューズはどこもPELLICO。
さっきも見たよ、これも同じだわと。
つまり、セレクトされているものが同じじゃないのと。
店構えは違うのに、
セレクションに個性がなくて、
結果が同じになっているのですね。
そして、それを受けて、皆さんが売ってないとおっしゃるのね。
結果がどこも同じなので、お客さんがあまりいないという状況も同じなのね。

あれはなぜそうなったのでしょうか?
マーケッティングなのか、市場調査なのか。

私も見ている間につまらなくなっちゃって、
どこのショップの印象も薄いし、
1着も試着することなく、早々と出てきました。
着てみたい服が1着もなかったです。

あのセレクションにぴたっと自分が合わないのだったら、
いくらショップがたくさんあったとしても、
売っていない、ということになります。

ではどうすればいいかって、
探す以外にないです。
セレクトショップにないってわかっているのだったら、
違うところに行く以外はない。
皆さんがそれぞれ自分が着てみたいと思うものが売っているところを
探す以外にはないです。

それにしてもなぜにあんなに似てしまったのでしょうか?
不思議です。

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